【2024年夏】イギリスの洋食器バーレイが可愛い!ジュリスティールームス麻布十番で紅茶とスコーンの美味しいアフタヌーンティー

2024年8月、麻布十番にある本場英国式テイールーム、ジュリスティールームスでアフタヌーンティーをしてきました。
最近は空前のスコーンブームで、道ゆく女子が「麻布十番のスコーン屋さん」とジュリスを呼んでいるところを見かけたりします。それくらい、スコーンが美味しいことが知られたお店です。
時差投稿になりますが、記録用にブログ書いておきます。
※記事のメニューや料金は当時の情報です。現在とは異なる場合があるので、予めご了承ください。味は個人の感想になります。

ジュリスティールームスとは?
ジュリスティールームスは、イギリスの美しいコッツウォルズ地方で営業していた歴史あるティールームです。
当時の名前は「Juri’s The Olde Bakery Tea Shoppe & Restaurant」。

メニューには当時の店舗の外観がロゴとして使われています。
その時代の詳しいお話は、書籍『コッツウォルズでテイールーム』で読むことができます。
その時期に、イギリス紅茶協会の「トップ・ティー・プレイス(U.K.’s Top Tea Place 2008)」を受賞しており、本場のイギリス紅茶文化を体験できるお店として紅茶好きに知られています。
以前は日本橋三越に2号店を出店していましたが、現在は残念ながら閉店しています。
2022年には麻布十番に新店舗をオープンしました。
公式ホームページには、なぜ麻布十番を選んだのかという理由が綴られています。
そこには、”再現したいものは、現地で英国人から学んだ『精神』です”とあり、麻布十番で新たな物語を紡いでいることを伝えています。
ジュリスティールームス麻布十番の場所
東京メトロ南北線『麻布十番駅』4番出口が最寄りになります。
4番出口を出たらオスロコーヒーを左に進んで下さい。するとこの景色が見えます。

2階からエレベーターで上がります。

JURI’S TEA ROOM
【住所】東京都港区麻布十番2-14-4 エタニティ2F
【電話】03-6381-7685
【営業時間】木曜日14:30〜17:30 金曜日(第2&第4)~日曜日11:30〜17:30
【定休日】月曜日・火曜日・水曜日
ジュリス公式HPはこちら
ジュリスティールームス アフタヌーンティーの予約について
- ジュリスのアフタヌーンティー予約は必要?
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2日前までに要予約。
- どこから予約すれば良いですか?
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公式HPからテーブルチェックで予約が出来ます。
ジュリス公式HPはこちら
- 1人でもアフタヌーンティーは予約できますか?
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お一人でも予約可能です。
- 子連れでも利用できますか?
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お子さまは10歳上からになります
ジュリスティールームス 店内の様子
この日は、台風の翌日だったため、そもそも開店しているのか?と心配していましたが、ちゃんとオープンしていました。
お話では台風当日はお休みだったそうで、予約していたのが翌日で助かりました。
本日、ご案内いただいたのはこちらのお席です。
下町情緒あふれる麻布十番商店街を見下ろす窓側のお席です。
「トップ・ティー・プレイス(U.K.’s Top Tea Place 2008)」の賞状も飾られていますね。

ジュリスでは、イギリスの洋食器バーレイでティータイムを過ごすことが出来ます。
テーブルに並ぶバーレイに心が躍ります。

バーレイはイギリスに古くからある窯で、陶器に銅板転写プリントを貼っていて、今でも職人が丁寧に作っています。
最近では英国展などの催事でも見かけるようになりましたが、ジュリスでは日本ではなかなか手に入らない貴重なヴィンテージのバーレイを使うことが出来ます。


色はブルーで統一、このテーブルコーディネートがとても好きです。
【2024年夏】ジュリスフルアフタヌーンティー メニュー

ジュリスフルアフタヌーンティー 6,200円
・サンドイッチ
・スコン(クロテッドクリーム、いちごジャム付き)
・4種類のケーキ
・紅茶1ポット付き
※プラス1,500円でシャンパン付き
3種類のフィンガーサンドイッチ

指で摘めるフィンガーサイズのサンドイッチは英国式アフタヌーンティーの定番のセイボリー。
しっとりと柔らかいパンに、具材が綺麗に挟まれています。この日はツナ、卵、きゅうりの3種類でした。きゅうりのサンドイッチにイギリスらしさを感じます。
イギリス人も絶賛したイングリシュスコーンはクロテッドクリームといちごジャムで

本場イギリス人も絶賛したジュリスのスコーン。
店内のオーブンで焼き上げたスコーンは、外がサクッと香ばしく、中はリッチでふんわり。
テーブルに置かれた瞬間に漂うやさしいバターの香りに癒されます。
クロテッドクリームといちごジャムを乗せて本場イギリスのクリームティーのようにいただくと、これまた絶品です。

季節限定ケーキ4種

ベイクウェルタルト

伝統的な英国菓子がアフタヌーンティーに登場するのも、イギリス好きには嬉しいポイントですね。
今回ご紹介するのは、イングランド北部の田舎町「ベイクウェル」で1820年頃に誕生したと言われるタルトです。甘酸っぱいラズベリージャムと、風味豊かなフィリングがぎっしり詰まっています。
まさに、これぞイギリス式ティータイムの王道。紅茶との相性も抜群です。
アーモンド風味のパンナコッタにローズのジュレを添えて

ローズのジュレが添えられた見た目も華やかなパンナコッタ。
滑らかな口溶けとローズの香りに酔いしれる、大人のための洗練されたデザートです。
りんごのソルベ

ジュリスのアフタヌーンティーには、ひんやりデザートが登場するところが嬉しいです。
今回はやさしい味わいの、りんごのソルベ。
濃厚スイーツの箸休めにぴったりです。
レモンカードのメレンゲルーラード

メレンゲをロールケーキのようにくるくると巻いた英国菓子メレンゲルーラード。
実はこれ、私の大好物です。日本ではなかなかお目にかかれないのですが、今回のメニューにあるのを見つけて、本当に嬉しくなりました!
さらに、このメレンゲルーラードには、英国定番のレモンカードが添えられていてイギリス気分が盛り上がります。
メレンゲのぷにぷにした、独特の食感がたまらない一品です。
ティーメニューはクラシックティー中心のセレクト
ジュリスのアフタヌーンティーは1ポット付きです。
ジュリスのティーリストはイギリスらしいクラシックティー中心のセレクト。
世界三代紅茶のダージリン、ウヴァがあったり、非常にマニアックなセンテッドティーであるラプサンスーチョンもあり、品揃えが絶妙と感じ入るティーリストです。
以下のティーメニューから選ぶことが出来ます。
オリジナルブレンド
- ジュリスブレックファストティー(アッサム・ダージリン・セイロンのブレンド)
- ジュリスアフタヌーンティー(アッサムとダージリンのブレンド)
クラシックティー
- アッサム
- セイロンウバ
- ダージリン ミッドシーズン
フレーバードティー&センテッドティー
- アールグレイ
- ローズコングウ
- ラプサンスーチョン
ハーブティー
- カモマイル
ノンカフェイン
- アイスティー
今回はダージリン ミッドシーズンをセレクト
今回はダージリンミッドシーズンを2名で頼んだので大きなポットで出てきました。
2人分同じ紅茶を選ぶと、ポットが大きいバーレイになります。
ジュリスのテーブルコーディネートは基本ブルーのミックスマッチなんですが、今回偶然アジアンティックフェザンツの統一されたコーディネートになりました。これもとても良い。

紅茶の淹れ方も伝統の英国式。ポットにリーフを直入れしています。
砂時計が落ちたら、ティーストレイナーで茶葉を避けて紅茶を注ぎます。

ダージリンミッドシーズンは茶葉が華やかに香るので、ポットの蓋を開けて香りも楽しみました。

ちなみに、紅茶選びのポイントですが、その季節に収穫される茶葉を選ぶという考え方もあります。今回は夏でしたので、香り高いダージリンのミッドシーズン(夏摘み)を選びました。
ただ、ティーペアリングという視点で見ると、ベイクウェルタルトやローズのジュレのパンナコッタには、もしかしたらローズコングーという紅茶も合うかもしれません。
今回は試せなかったので、少し心残りですが、次回の参考にしたいと思います。
紅茶やジャムの販売もあります

店内に物販コーナーもあります。
ジュリスブレックファストティー、ジュリスアフタヌーンティー、アルーグレイ、セイロン、アッサム、いちごジャムなど販売していました。
水彩画で描かれたティーセットの絵柄がとても可愛いです。
まとめ
久しぶりのジュリスのアフタヌーンティーは、焼き立ての美味しいスコーンをはじめ、ベイクウェルタルトやメレンゲルーラードといった英国菓子がとても美味しかったです。
伝統的なティーリストとバーレイの食器で、イギリス気分を満喫できる素晴らしい体験でした。
以前から何度かお伺いしていることを覚えていてくださったようで、『いつもありがとうございます』と、最後にスコーンをサービスしていただきました。

この心遣いに、リピーターとして大変感激しました。ジュリスさんの温かいおもてなしは、訪れるたびに嬉しくなります。
また、別の季節に再来したいです。