紅茶大好き！都内在住グルメライターミスレモンです。
このブログでは年40回以上アフタヌーンティーを体験しているミスレモンが、東京都心エリアでとっておきのティータイムを過ごせるお店を紹介しています☆
今回ご紹介するのは、
ラデュレ日比谷の「抹茶アフタヌーンティー」☆
2023年8月の銀座三越ラデュレの閉店はティータイム好きにとって衝撃のニュースでしたが、2024年4月27日に日比谷の新店がオープン！待ちに待った復活です☆
場所は日比谷シャンテの１Fになるのでアクセスも抜群です。
さらに嬉しいことに、京都店でしか味わえなかった抹茶のマカロンなどを中心とした抹茶スイーツづくしのプランが登場したので、行ってきました！
お店の内装や雰囲気、接客などについてもレポートしているので、ラデュレ日比谷のアフタヌーンティーを楽しみたい方はぜひ参考にしてください。
※記事のメニューや料金は当時の情報です。現在とは異なる場合があるので、予めご了承ください。味は個人の感想になります。
ラデュレはどんなブランド？
1862年、フランス南西部で製粉業を営んでいたルイ＝エルネスト・ラデュレによってパリのマドレーヌ地区のロワイヤル通りにブーランジェリーを創業。
しかし、1871年のパリ・コミューンの火災で店舗を消失。
この苦難を乗り越え、妻ジャンヌの提案でカフェとパティスリーを融合させた斬新なスタイルへと転換を遂げた。
当時、カフェは男性の社交場でしたが、ジャンヌは女性が優雅にティータイムを楽しむ時代が到来すると予想し、女性に特化した空間を演出。
華やかで美しいスイーツに囲まれたフランス式「サロン・ド・テ」は瞬く間に女性たちの人気を獲得し、ラデュレは繁盛のパティスリーへと進化しました。
ラデュレといえば、パステルカラーのマカロン生地にガナッシュを挟むスタイルが有名ですよね。
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これはラデュレの従弟が考案したスタイルで、瞬く間に評判を呼び、ラデュレを代表するスイーツとなりました。
パステルカラーの可愛い色合いと上品な甘さが特徴のマカロンは、まさにフランス菓子の芸術品！
今もマカロンのレシピは当時のまま受け継がれています。
ラデュレは世界に店舗を展開し、日本は東京・日比谷と京都・四条のサロン・ド・テでラデュレのアフタヌーンティーを楽しむことが出来ます！
【参考文献】
・夢見るラデュレの世界 エディション・パリ編 2011年1月17日刊
・ラデュレのお菓子のレシピ フリップ・アンドリュー著 世界文化社 2020年10月刊
ラデュレ日比谷 店内の様子
ラデュレ日比谷は2024年4月27日 日比谷シャンテの１Fにニューオープンしました！
今回、ご案内頂いたのはこちらのお席です。
マカロンタワーのディスプレイのすぐそばです。
この席は日比谷中通りに面していて、窓から街路樹のグリーンが見えて素敵でした☆
外側からはこんな感じの眺めになります。
テーブルウェアはこのように整えられていました。
洋食器もグラスもラデュレオリジナル。
ピンクとグリーンのラインの入ったプレートや、カットが美しいグラス、白い布ナプキンの存在がテーブルを格上げしています！
これから始まるアフタヌーンティーの期待が高まります☆
ラデュレ日比谷 「抹茶アフタヌーンティー」予約情報
抹茶アフタヌーンティー
【期間】2024年5月18日（土）〜2024年６月３０日（日）
【予約時間】11時〜19時
【価格】6,600円〜10,450円（ 税サ込）
※土日祝は＋550円
【人数】2名〜8名
【制限時間】90分
【予約】公式、OZモール、一休など
プランは3種類。
「メニューのみ」、「乾杯シャンパーニュ付き」、「乾杯シャンパーニュ＋ミニパルフェ付き」があります。
ウエルカムドリンク
オレンジジュース
グレープフルーツジュース
ウエルカムドリンクはジュースです。
2種類からお好きな方を選べます。
【３段目】ラデュレのマカロン
抹茶
ヴァニーユ
ラデュレのようにマカロンは指でつまみ上げると、驚くほどしっとりとやわらかく、生マカロンと呼びたいほど鮮度抜群でした！
アイボリー色のマカロンは定番の”ヴァニーユ”。
ヴァニーユはアーモンドとバニラの優雅でやさしい甘さが余韻を残します。
落ち着いたグリーンのマカロンは抹茶フレーバー。
ひと口頬張ると、ほろ苦い抹茶の風味が口いっぱいに広がります！
そこに抹茶ガナッシュの濃厚な甘さが加わって、奥行きのある立体的な味わいへと変化して行きます。
【2段目】4種類のセイボリー
シュリンプのフリット トビコと抹茶
抹茶のキッシュ 黒豆と柚子のコンフィ
抹茶ドームと最中
スモークサーモンと抹茶クリーム
トビコと抹茶をあしらったシュリンプのフリット。
ジューシーなエビのプリッとした歯応えがたまりません！
抹茶とトビコにマスタードのピリッとした味わいが加わり良いアクセントになっています☆
フランス料理の定番キッシュが抹茶バージョンでで登場！
柚子と黒豆など和の食材を組み合わせジャポニズムに仕上げています
ほろ苦い抹茶と爽やかな柚子の香りは相性が抜群！
トッピングの黒豆のほっくりと甘い味わいが、キッシュを奥深い味わを引き立てています。
まるで苔玉のようなセイボリー。
パリッと香ばしい最中の上にパルメザンチーズがドームの上に抹茶のパウダーをふりかけ、ナッツとトビコで飾り付けをしています。
チーズとナッツのこってりした旨味に抹茶のほろ苦さが爽やかなアクセントになっています！
まるでおこしのような見た目のせんべいは、なんとタピオカをあげたもの！
実はラデュレはタピオカを使用したお料理が得意で「ラデュレのお料理のレシピ」という本にもタピオカのレシピは複数掲載されています。
そこにスモークサーモンとグリーンオリーブを乗せ、濃厚な抹茶クリームで仕上げたユニークなセイボリーです。
タピオカせんべいのサクサク食感と、脂の乗ったサーモンの旨味とグリーンオリーブの塩味が濃厚な抹茶クリームと絡み合い、食感と味覚のハーモニーを奏でます☆
【1段目】ラデュレパティスリー
サントノレ・抹茶
抹茶モンブラン
ケーキは2人で2種類の提供となります。
半分づつシェアしても、好きな方をいただいても良しです☆
プチシューを重ねたフランスの伝統菓子”サントノレ”。
ラデュレのサントノレは王妃マリーアントワネットドレスをイメージした華やかな飾り付け。
パイ皮を土台にしており、その上にはクレームシャンティをフリルのようにたっぷり乗せています。
このクレームシャンティが本当に絶品☆
ふわっとした口どけのクレームシャンティーはまるで牧場のミルクのように新鮮☆
しっかり甘いのですが、しつこくなく上品な味わいです。
しっとりしたプチシューの中には、濃厚な抹茶クリームがぎっしり詰まっています。
抹茶の風味が濃厚で、抹茶好きにはたまらないです！
クレームシャンティーの優しい甘さが、抹茶のほろ苦い味わいを優しく包み込み、二重奏のようなハーモニーを奏でます。
日本の抹茶スイーツとは異なり、甘さがしっかりある力強い味わいで大満足でした☆
新緑を思わせる深緑色のモンブラン。てっぺんに金箔をあしらった栗の渋皮にが添えられています。
中は抹茶クリームがたっぷり詰まっており、栗の渋皮煮もごろんと入っています。
土台はフランスのモンブランらしくメレンゲを使用しています。
サクサクメレンゲはシュワッと口の中でとけ、抹茶のモンブランはねっとりした食感が楽しく食べ応え満点☆
濃厚な抹茶スイーツをお探しの方に超おすすめです！
当日限定フィナンシェのサービス！
メニューにはのっていませんが、当日限定でフィナンシェのサービスがありました！
このサービスは特に決まりは無く、フィナンシェではなく他のお菓子になることや、全く何も無い時もあるそうです。
ラデュレのフィナンシェは、ちょっと大きめのサイズで嬉しい！
表面はしっとり中はふんわり軽い食感で、バターのやさしい味わい☆
このフィナンシェには複雑なフレーバードティーよりも、定番のブラックティーが合うと思い、ダージリンを追加注文しました！
ダージリンの軽やかな渋みが、フィナンシェのバターの風味を引き立てGOODでした◎
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ラデュレ日比谷のアフタヌーンティー 紅茶は１ポット制
ラデュレ日比谷のアフタヌーンティーは１ポット制です。
豊富なティーリストからお好きな1種類を選ぶことができます。
席の滞在時間は90分です。
ですが、今回は平日で席に余裕があったせいか、それとも追加注文をしたせいなのか、２時間くらいゆっくりさせていただけました。
ホットはシルバーのティーポットでの提供です。
ラデュレのアフタヌーンティーで選べる紅茶やお茶のリスト
ラデュレシグネチャー
・テ メランジュ スペシャルラデュレ
・テ マリーアントワネット
クラシック
・テ ダージリン ナムリン
・テ セイロン
・テ ブレックファースト
・テ アールグレイ
ベリーの香り
・テ ジャルダン ブルーロワイヤル
・テ ウジェニー
柑橘の香り
・テ ロワ ソレイユ
・テ ジョセフィーヌ
スパイシー・スモーキーな香り
・テ オテロ
・テ ミル エ ユヌ ニュイ
スウィートアロマ
・テ アラ ヴァニーユ
・テ オ キャラメル
・テ オ アマンド
・テ シェリ
ハーブティー
・カモミール
・ヴェルヴェンヌ
今回はラデュレシグネチャーからセレクトしました。
テ メランジュ スペシャルラデュレ（右）
中国の紅茶に花茶、柑橘類をブレンド、バニラの甘い香りの中にシナモンのアクセント。
メニューより
華やかで複雑なアロマが香るフレーバードティー、中国紅茶がベースなので後味は意外とさっぱり。
テ マリーアントワネット（左）
紅茶と緑茶にオレンジピールやバラの花びら、パイナップルをブレンド。
メニューより
緑茶もブレンドされているのでスッキリとした飲み口と思いきや、後から薔薇やフルーツの華やかな余韻が追いかけてきて意外性がありました。
ヴェルサイユ宮殿で暮らした王妃マリーアントワネットの華麗なる半生を彷彿とさせるブレンドです。
華やかなラデュレのラテは写真を撮るのに最適☆
アフタヌーンティーは１ポット制なので、お茶が足りなくなり追加注文をしました。
ティーメニューも種類が豊富です。
今回、オーダーしたのはこちら。
薔薇の花びらが浮かぶ「ローズ・ラテ」はイスパハンをイメージした温かいラテ。
価格は1,320円です。
ピンクのミルクフォームがふわふわ！
ブランドのロゴのデコレーション「L」をあしらったラデュレの世界観そのままの華やかなラテです。
ロゴを取り囲むように、薔薇の花びらを踏んだんにあしらっていてとても贅沢です。
特別な演出を求める方に自信を持っておすすめ出来る内容です☆
店舗情報
ラデュレ日比谷
【住所】〒100-0006 東京都千代田区有楽町１丁目２−２ 日比谷シャンテ 1F
【電話】03-4335-4202
【最寄駅】日比谷駅
まとめ
ラデュレ三越店閉店以来、ラデュレロスだった紅茶好きに朗報！
繊細なスイーツと香り豊かな紅茶が織りなす、見た目も味も兼ね備えた至福のアフタヌーンティーに、心が躍りました。
駅直結の商業施設日比谷シャンテの中という立地もよく、誰でも入りやすい雰囲気。
親切なスタッフの方が紅茶選びの相談に丁寧にのってくださり、楽しい時間を過ごすことが出来ました☆
マカロンはテイクアウトのものより、店舗でいただく方が格段に美味しく感じました。
京都でしか体験できなかった抹茶プランを東京で気軽に味わえる本プランは、6月30日までの期間限定です。
7月1日からはピーチアフタヌーンティーもスタート。
気になる方、お見逃しなく！
