【マリアージュフレール銀座松屋通り店】夏の新作ソルベブルーなど紅茶が2時間飲み放題!美しすぎる青いスイーツや紅茶スコーンが絶品のアフタヌーンティー 〜2023年7月〜

昨年の「フラワーサマー」(FLOWER SUMMER)アフタヌーンティーから一年、夏の新作フレンチアイスティーの発売が待ち遠しかった!この夏、待ちに待ったマリアージュフレール銀座松屋通り店の新作アフタヌーンティー『AFTERNOON TEA SORBET BLEU』を体験してきました!
今回のテーマは、2023年に発売された新作フレンチサマーティー「ソルベブルー(SORBET BLEU)」の発売記念プラン。昨年の「フラワーサマー(FLOWER SUMMER)」アフタヌーンティーから一年、新作フレンチアイスティーへの期待が高まる中、その魅力を存分に堪能しました。
このブログでは、実際にプランに参加した私自身の体験に基づき、全てオリジナルの写真と共に詳細な食レポをお届けします。紅茶が本当に美味しいアフタヌーンティーをお探しの方、ぜひお店選びの参考にしてください。
- マリアージュフレール銀座松屋通り店の雰囲気
- 23年夏開催のアフタヌーンティー『AFTERNOON TEA SORBET BLEU』の詳細やメニュー
- フレンチサマーティー「ソルベブルー」の感想
- 実際に飲んだマリアージュフレールのお茶の種類
- ギャルソンおすすめのティーペアリング
※記事のメニューや料金は当時の情報です。現在とは異なる場合があるので、予めご了承ください。味は個人の感想になります。
- 紅茶ブランド「マリアージュフレール」その歴史と価値
- 日本で唯一マリアージュフレールのアフタヌーンティーを体験出来る銀座松屋通り店
- 2023年マリアージュフレール夏のアフタヌーンティー『AFTERNOON TEA SORBET BLEU』基本情報
- アフタヌーンティーの始まりを告げる「ウェルカムティー」
- 期待を超える一杯!追加注文の「ソルベブルー」ティーモクテル
- 見た目も味わいも芸術!『AFTERNOON TEA SORBET BLEU』のティーフーズ
- マリアージュフレールのアフタヌーンティーは2時間制飲み放題
- マリアージュフレールの100種類以上も銘柄があるティーリストから選んだ紅茶を紹介
- マリアージュフレール銀座松屋通り店 店舗情報
- まとめ
紅茶ブランド「マリアージュフレール」その歴史と価値
854年、マリアージュ家の兄弟がお茶の卸売りの店を創業しました。 彼らは茶とヴァニラの輸入業者として、フランス随一の高級紅茶専門店としての地位を確立します。
しかし、1980年代に後継者が絶えた際、オランダ人のリシャール・ブノエとタイ人のキティチャ・サンマネが事業を引き継ぎ、小売をスタートさせました。
彼らはそれまでの紅茶のイメージを刷新し、『フランス流行茶芸術』という新しい世界観を提案。
- 世界中から仕入れた様々なお茶をワインのように楽しむこと
- お茶を料理として食べること
- インテリアやティーセットにもこだわり、紅茶全体の美的体験を向上
これらの取り組みにより、マリアージュフレールは世界的な紅茶ブランドとして躍進しました。
マリアージュフレールの代表的な紅茶の銘柄は「マルコポーロ」「ボレロ」「アールグレイフレンチブルー」などがあります。 まさに、美食の国フランスならではの紅茶の楽しみを提供してくれるブランドです。
1854年マリアージュ家の兄弟がお茶の卸売りの店を創業。茶とヴァニラの輸入業者としてフランス随一の高級紅茶専門店としての地位を確立しました。
1980年代に後継者が絶え、オランダ人リシャール・ブノエとタイ人のキティチャ・サンマネが事業を引き継ぎ小売をスタート。世界中から仕入れた様々なお茶をワインのように楽しむこと、お茶を料理として食べることを初め、インテリアやティーセットなどそれまでの紅茶のイメージを刷新する、『フランス流行茶芸術』という新しい世界観を提案し、世界的な紅茶ブランドとして躍進しました。
マリアージュフレールの代表的な紅茶の銘柄は「マルコポーロ」「ボレロ」「アールグレイフレンチブルー」など。美食の国フランスならではの紅茶の楽しみを提供してくれるブランドです。

マリアージュ フレール 紅茶2銘柄と紅茶のジャムの贈り物 GS-4
日本で唯一マリアージュフレールのアフタヌーンティーを体験出来る銀座松屋通り店
銀座にマリアージュフレールのカフェは”銀座本店”と”松屋銀座通り店”の2店舗ありますが、アフタヌーンティーができるのは銀座松屋通り店の方です。
駅からのアクセスの最短は東京メトロ銀座駅(A12)か東銀座駅(A7)になります。マリアージュフレール銀座松屋通り店の場所は銀座4丁目にある三和ビル 2Fにあります。1階はブティクGENTENというお店で、2階がマリアージュフレール銀座松屋通り店です。紅茶の販売と、飲食を楽しめるサロン・ド・テがあります。

マリアージュフレール銀座松屋通り店のサロン・ド・テからは、窓越しにハナミズキの街路樹と銀座松屋の洗練された街並みを一望できます。
店内はコロニアル風の上質な調度品で統一されており、オペラの音楽が流れています。紅茶のティーカップやグラスの並ぶテーブルで、お客様が談笑しています。心ゆくまでリラックスできる極上の居心地です。

テーブルにはシルバーのアフタヌーンティースタンド、ティーセットがあらかじめセットされています。

メニューとティーリストは持ち帰り不可ですが、「MY FRENCH TEA LIST」マイフレンチティーリストは持ち帰り可能です。自分の飲んだ銘柄をこちらにメモします。
テーブルは白を基調とした、清潔感あふれる洗練された設えです。そこに並べられたのは、マリアージュフレールのブランドロゴがあしらわれたオリジナルティーセット。そのデザインは、テーブル全体にさりげない上質さと洗練された雰囲気を添えています。

特に目を引くのは、ブランドのイニシャル「MF」のロゴが織り込まれた、高級感あふれる布ナプキンです。細部にまで貫かれたこの「ブランドへのこだわり」が、ティータイムをより一層特別なものにしてくれます。
2023年マリアージュフレール夏のアフタヌーンティー『AFTERNOON TEA SORBET BLEU』基本情報

2023年『AFTERNOON TEA SORBET BLEU』
【場所】 マリアージュフレール銀座松屋通り店
【期間】 2023年6月24日~8月27日の期間中、土曜日、日曜日のみの限定。
※要予約。
【価格】 1名 10,450円 税込み 2名以上9,350円(消費税込み)
※追加料金1650円でノンアルコールティーカクテルも注文可能
【営業時間】第一部12:30~ 第二部13:30〜 第三部14:30〜
【制限時間】2時間 ※席の利用は2時間。ラストオーダー終了30分前。
※ティーリスト約100銘柄以上から選べる。(1320円以上の銘柄は差額が発生)
【予約方法】電話のみ
アフタヌーンティーの始まりを告げる「ウェルカムティー」

マリアージュフレールの夏のアフタヌーンティーでは、毎年恒例で、その年発売されたばかりの新作フレンチサマーティーが贅沢なウェルカムドリンクとして振る舞われます。
今回提供されたのは、この夏の主役とも言える「ソルベブルー(SORBET BLEU)」。その特徴は、青茶をベースに、レモンと赤い果実が絶妙にブレンドされている点です。一口飲むと、爽やかなレモン風味と共に、心地よい清涼感が広がり、まさに夏にぴったりの味わいです。
期待を超える一杯!追加注文の「ソルベブルー」ティーモクテル

ウェルカムドリンクとして供されたのは、瑞々しいレモンが添えられた、「ソルベブルー」のティーモクテルです。
あまりに美しすぎるインディゴブルーの透明な水色。グラスの底から立ち上る繊細に弾ける炭酸の泡と、鮮やかなレモンの黄色いアクセントカラーが織りなすコントラストは、まさに一目惚れするほどの芸術的な一杯でした。
この「ソルベブルー」ティーモクテルは、これまで経験したどのウェルカムドリンクと比較しても群を抜いており、私の中で過去最高の感動を与えてくれました。添えられたレモンの輪切りも、その繊細なカットと完璧な美しさがマリアージュフレールらしい細部にまでこだわりを感じさせ、全てにときめきが止まりませんでした。
見た目も味わいも芸術!『AFTERNOON TEA SORBET BLEU』のティーフーズ
セイボリー

・紅茶カサブランカが香る天使海老のヴェリーヌ
・緑茶テシュルルニルをあしらったパイロール
・ヴァカンスのバオバーガー
・紅茶アールグレイフレンチブルーの香りのさざ波

世界最古のスペルト小麦とダイス状に刻んだきゅうりをヨーグルトソースで味付け、小麦パートカダイフという小麦粉ととうもろこしの麺をのせています。
パートカダイフとヨーグルト使いがギリシア風です。パートカダイフをフォークでザクザク崩し、ぷりっとした天使海老やきゅうりのシャキッとした様々な食感を楽しみました。

金魚草えんどうまめの新芽をあしらった実に愛らしいパイロール。焼き茄子と鶏肉のフムスはいい塩気があり、レモンと桃のフルーティーな隠し味が良いアクセントになっています。見た目も味も最高です。

鮮やかなグリーンのバンズと紫キャベツを挟んだ見た目が美しいバオバーガー。旨味たっぷりのビーフパティには青茶ソルベブルーの茶葉がまぶしてあります。

このセイボリーは、まさに地中海のフレンチリビエラに寄せるさざなみをイメージした、息をのむほど美しい逸品。
グラスの中には、透き通るインディゴブルーのトマトジュレが揺らめき、その中には鮮やかな黄色のミニトマトが宝石のように浮かび、さらに可憐なエディブルフラワーが散らされていました。見た目の美しさだけでも忘れられない一皿です。

スプーンを進めると、青いジュレの下からはなめらかなカリフラワーのソースと、香ばしく炙られた大ぶりの帆立貝が顔を出します。口に含んだ瞬間に広がるほのかな海の塩味は、まさにフレンチリビエラの海辺にいるかのような気分にさせてくれました。
極めつけは、表面に矢車菊をふんだんにあしらった「アールグレイフレンチブルー」のパウダーが贅沢にまぶされている点です。マリアージュフレールが誇る紅茶の香りと花の美しさが融合した、細部にまでこだわり抜かれた、まさに贅沢を極めた一品でした。
スコーン
マリアージュフレールのアフタヌーンティーでは、こだわりの2種類のスコーンが提供されます。
一つ目は、パリやロンドンでも人気の「スコーンパリジャン」。 二つ目は、銀座松屋通り店限定の紅茶スコーンで、今回のフレーバーは「緑茶テ シュルルニル」でした。
舌を噛みそうな名前ですが、ギャルソンの方はメニューの紹介で完璧に発音していました。 そのプロフェッショナリズムには、さすがの一言です。

マリアージュフレールのスコーンは、一般的なクロテッドクリームではなく、フランス産の上質なバターと共に、マリアージュフレールの紅茶ジャムを添えていただきます。この紅茶ジャムは日替わりで提供されるため、どんなフレーバーに出会えるのか、いつもワクワクが止まりません。
今回のアフタヌーンティーで提供されたのは、クリスマスシーズンに人気の紅茶「エスプリ ド ノエル」のジャムでした。その琥珀色の輝きは、見た目にも大変美しく、まさに特別な逸品。
外はサクッと、中はふんわりとした食感の「緑茶テ シュルルニル」スコーンに、この「エスプリ ド ノエル」ジャムをたっぷりと。アップルフレーバーにシナモンのスパイスがピリッと効いたジャムとバターの組み合わせは、まさに絶品でした。

このマリアージュフレール独自の紅茶ジャムは物販スペースでも購入可能ですが、今回いただいた「エスプリ ド ノエル」の味は店頭にはありませんでした。どんなフレーバーに出会えるかはまさに一期一会の「ご縁」。今回の素晴らしい出会いに心から感謝です。
スイーツ
セイボリーとスコーンを食べ終わると、スイーツのプレートが登場します。

・緑茶ハバナ香るジュレを添えたココナッツソルベ
・緑茶サマースノーのマカロンエキゾチック
・緑茶トーキョーモヒートのケークオシトロン
・ムースメロンデュエット 紅茶エロスのビスキュイと緑茶バビロニアのグァバソースとの艶やかなハーモニー

こちらのグラススイーツは、緑茶「ハバナ」で香り付けをしたジュレをのせた、口どけなめらかなココナッツソルベです。
味のアクセントとして、希少なミラベル(西洋スモモ)と日本の梅が使用されており、その独特のハーモニーが期待感を高めます。グラスに添えられた赤いエディブルフラワーが、見た目にも愛らしい彩りを加えています。
最初に口に広がるのは、ココナッツの素直で優しい甘さ。しかし、その後にミラベルや梅の持つ爽やかな酸味と繊細な風味が追いかけるように現れ、複雑ながらも絶妙な味わいの変化を楽しむことができます。

夏らしい一品として提供されたのは、ドライマンゴーを贅沢にサンドしたマカロンです。
このマカロンには、緑茶「サマースノー」という紅茶が使用されています。レッドベリー、ブラックベリー、そしてレモンのフレーバーがブレンドされたこの緑茶は、マカロンに深みと爽やかさを加えていました。特に、その鮮やかなブルーの色合いは一際目を惹き、視覚的にも美しいアクセントとなっています。
一口いただくと、濃厚でフルーティーなガナッシュと、甘酸っぱいドライマンゴーが織りなすハーモニーは、まさに最高の組み合わせです。

こちらのケーキは、ライム、ゆず、ミントが香る「トウキョウモヒート」を使用したケーク オ シトロンです。
トップには、美しい珊瑚礁を思わせるホワイトチョコレートのガナッシュが繊細にデコレーションされており、その華やかさはまさに目を奪われるほど。
一口頬張ると、シトロン(柑橘)の爽やかな香りをまとった甘いバターケーキと、濃厚なホワイトチョコレートガナッシュが口の中でとろけ合い、その絶妙なハーモニーはまさに至福の瞬間です。
このケーク オ シトロンには、ギャルソンおすすめの「スイートシャンハイ」という紅茶がペアリングしました。フルーティーな香りが特徴のこのお茶は、ケーキの味わいを一層引き立て、完璧な相性を見せてくれました。

このアフタヌーンティーのハイライトとも言えるのが、ブランドのロゴと繊細な銀箔が美しく添えられたメロンムースです。
一見シンプルに見えるこのムースには、マリアージュフレールならではの贅沢なこだわりと、茶葉のマリアージュ(組み合わせ)が凝縮されています。 優しい甘さのメロンムースの中には、香り高い紅茶「エロス」のビスキュイと、爽やかな緑茶「バビロニア」を使用したグァバソースが隠されています。
口に含むと、やさしい甘さのメロンムースがとろけるように広がり、その後に2種類のお茶が織りなす繊細な隠し味が追いかけてきます。香り高い紅茶「エロス」の深みと、緑茶「バビロニア」が持つグァバソースのフルーティーな香りが口の中で溶け合う瞬間は、まさに至福。
メロン味のスイーツが大好きな私にとって、これはまさに究極のメロン味でした。今でも忘れられないほど感動した、マリアージュフレールらしい極め付けの贅沢スイーツです。
マリアージュフレールのアフタヌーンティーは2時間制飲み放題
マリアージュフレールのアフタヌーンティーは2時間制飲み放題!
マリアージュフレール銀座松屋通り店では、100種類以上の銘柄が記載された圧巻のティーリストから、お好みの紅茶を選ぶことができます。 (ラストオーダーは90分、席のご利用は120分までとなります。
ラインナップは、マリアージュフレールを代表する芸術的なフレーバードティーはもちろんのこと、ダージリンやアッサムといったクラシックなブラックティーも豊富に用意されており、あらゆる好みに対応しています。
提供方法は、ホットティーは温かいポットで、アイスティーは涼やかなグラスで。
特に注目すべきは、マリアージュフレールが採用する「フランス式」の紅茶抽出方法です。これは、あらかじめ茶液を完璧な状態で抽出してから、サーブ用のポットに移し替えて提供される方式。茶葉を直接ポットに入れるイギリス式とは異なり、差し湯で味が薄まる心配がなく、常に安定した最高の味わいを楽しむことができます。
サロン・ド・テで、紅茶のプロフェッショナルであるギャルソンが淹れる一杯は、まさに格別の美味しさ。その一杯は、マリアージュフレールが追求する**「フランス流紅茶芸術」の真髄を体験させてくれます。
マリアージュフレールのポット「アール・デコ」
マリアージュフレールのポットはシルバーで見た目がオシャレですよね。こちらは「アール・デコ」というシリーズ名で、カラーは白と黒があります。

オシャレなだけで無く、性能もすごい!中はこんな風になっていました。

丸い陶器のポットをシルバーの保温カバーで包んでいる構造になっており、素晴らしい機能美を備えています。店内で取り扱いもしているので、気になる方はチエックしてみて下さい。
マリアージュフレールの100種類以上も銘柄があるティーリストから選んだ紅茶を紹介
【TFG9968】ソルベブルー アイス&ホット

この夏の新作フレンチサマーティーはソルベが舌の上でとろける食感をイメージした斬新なスタイルのお茶。今回はアイスとホットを両方オーダーしてみました。

アイスティーは深いインディゴブルーが実に印象的です。 驚いたことに、先にいただいたウェルカムティーやティーモクテルとは随分と色味が異なっていました。
スタッフの方に伺ったところ、この美しい青色はバタフライピーの分量によって変化するとのこと。抽出の仕方次第で、様々な表情の「水色」を楽しめるのは、マリアージュフレールならではの奥深さと言えるでしょう。
青茶をベースとしているため、セイボリーとの相性も抜群です。口に含むと、レモンのフレーバーが際立ち、スーッとするような心地よい清涼感が広がります。この深い青色と爽やかな飲み口が、夏の暑さを忘れさせてくれるような、極上のリフレッシュ体験を提供してくれました。

ホットティーはかなりとろみがあり、ソルベが溶けたような味わいです。アイスで強く感じたレモン清涼感より、赤い木の実の甘さの方が際立っています。アイスとホットで全然違う個性を発見出来て見面白いです!こうしてアイスとホットを同時にいただくのも、フリーフローならではの楽しみです。
【T7262】パリ-ロンドン

普段は「ダージリン ローズ ヒマラヤン」を愛飲している私ですが、今回はそれとは異なるローズ系のお茶を求めて、スタッフの方におすすめを伺いました。そこでご紹介いただいたのが、こちらの美しい紅茶です。
カップに注がれた水色は、温かく輝くような上品な金色。白茶ベースでありながら、白茶単体のものよりはやや色が濃いのが特徴です。
この紅茶の魅力は、ローズとラベンダーが絶妙にブレンドされた、非常に華やかな香りにあります。まるで花束を思わせるような、贅沢でアロマティックな香りは、フラワリーなハーブティーや、奥深い薬効を感じさせる味わいがお好きな方には、きっと深く響くことでしょう。
口当たりはライトで非常に飲みやすい印象ですが、マリアージュフレールでは「午後向きの紅茶」というカテゴリーに分類されていました。その繊細ながらも存在感のある香りは、午後の優雅なティータイムにぴったりの逸品です。
【T159】ジャミラブレンド

スコーンに合わせる紅茶といえば、やはり力強いアッサムは外せません。 しかし、マリアージュフレールのアッサム系紅茶は入荷が少なく品切れが続いていたため、今回アフタヌーンティーに伺った際には、「ジャミラ ブレンド」がようやく入荷したと聞き、迷わずこちらを注文しました。
この「ジャミラ ブレンド」は、商品説明にもある通り、まさにモーニングブレックファーストにぴったりの紅茶です。
- ゴールデンティップを豊富に含んだブロークンスタイル
- モルトのような豊かな香り
- トーストやママレードの朝食に最適な力強い味わい
茶葉は細かいタイプなので、抽出すると色も味も非常にしっかりとした濃いめに出ます。 カップに注がれた赤褐色の水色は、深みがあって大変美しいです。そして、届いたばかりの新鮮さも相まって、これまで頂いたアッサム系の紅茶と比較してもいつになく鮮度の良い、際立つ味わいを楽しむことができました。
「ジャミラブレンド」はミルクティーにしてもおすすめ。

テーブルに置かれたのは、マリアージュフレールのロゴが入った、洗練されたデザインのクリーマー。その存在だけでも、ティータイムの雰囲気を一層引き立ててくれます。
提供されたミルクは冷たい状態。温めて提供するお店もある中で、マリアージュフレールがこのスタイルを選んでいるのは、「紅茶に詳しい人なら納得」のポイントです。なぜなら、紅茶に入れるミルクは温めない方が、紅茶本来の風味を損なわず、雑味なくサラッとした味わいを楽しめることを知っているからです。
実際にいただいたミルクは、一切の臭みがなく、非常にクリアでサラッとした口当たり。その上質な味わいは、紅茶の風味を邪魔することなく、むしろ引き立てる格別の美味しさでした。
【T968】スゥィートシャンハイ

スイーツプレートにあった「ケーク オ シトロン」に合うお茶として、ギャルソンの方におすすめしていただいたのが、この「スゥィートシャンハイ」。
カップに注がれた水色は、温かく輝くような美しい黄金色。緑茶をベースに、ライチ、薔薇、そして砂糖漬けのトロピカルフルーツが贅沢にブレンドされており、まさにその名の通りのスウィートで華やかな香りを放っていました。
このお茶をケーク オ シトロンと共に味わう瞬間は、まさに衝撃的なマリアージュでした。 ケーク オ シトロンが持つレモンとシトロンの爽やかな甘酸っぱさが、この「スゥィートシャンハイ」の華やかでフルーティーな要素と見事に融合。互いの個性を高め合い、想像をはるかに超える感動的な美味しさを生み出していました。
【T7255】バースデーティー

スイーツプレートと共にいただいたもう一杯の紅茶は「バースデーティー」です。
カップに注がれたその水色は、透明感のある美しい赤茶色。この紅茶は、春摘みのダージリンをベースに、柑橘の爽やかな香りと繊細なスパイスが加えられています。口に含むと、はちみつのような優しい甘さが広がるものの、春摘みダージリン特有の軽やかさのおかげで、先ほどいただいた「スイートシャンハイ」と比べると、飲み口は格段にスッキリとしていました。
特に、甘いスイーツを堪能した後には、このスッキリとした飲み口が絶妙でした。口の中を優しくリフレッシュしてくれるような爽やかさがあり、まさに食後にぴったりの、心落ち着く一杯。この絶妙なバランスが、ティータイムの締めくくりに最高の満足感を与えてくれました。
マリアージュフレール銀座松屋通り店 店舗情報
まとめ
・銀座の松屋通りの街路樹を見下ろせる、落ち着いた店内。
・銀座駅から近くてアクセス抜群。
・フランス本店さながらの美しいインテリアの中で非日常を体験できる。
・紅茶を使用したティーフーズは見た目も味もハイクオリティ!
・スコーンは2種類。日替わり紅茶ジャムも絶品!
・紅茶は2時間飲み放題。ポットでの提供。
・新作「ソルベブルー」も注文可能。
・接客は適度な距離感。紅茶の質問はプロフェッショナルに答えてくれる。
・物販では紅茶の計り売りも有り。紅茶のジャムやサブレも販売中。
日本で唯一マリアージュフレールのアフタヌーンティーを体験できる銀座松屋通り店。夏の新作フレンチサマーティーも飲み放題の「アフタヌーンティー ソルベブルー」は2023年8月27日までの、土曜日、日曜日限定です。
