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【2026年最新】フェアモント東京「和」アフタヌーンティー徹底攻略!記念日を彩る35階の絶景とセイボリー多め・ワゴンサービス2時間半の体験記

フェアモント東京「Vue Mer」の和アフタヌーンティー。木箱に入ったセイボリー、焼きたてどら焼き、和菓子、誕生日プレートがテーブルいっぱいに並んでいる様子。
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2025年の東京のラグジュアリーホテルシーンにおける注目のトピックといえば、芝浦の新たなランドマーク「ブルーフロント芝浦」に開業したフェアモント東京です。

開業して半年、友人の誕生日祝いとして、話題の「和のアフタヌーンティー」を予約しました。

友人はスイーツやお茶に詳しいマニアではなく、「せっかくなら話題の新しいホテルに行ってみたい!」という一般的な感覚の持ち主。

そんな「普通の感覚を持つゲスト」にとって、フェアモント東京は本当に楽しめる場所なのか?

これらを、120回以上のアフタヌーンティーを経験してきた筆者の視点で、忖度なしに徹底攻略します。

この記事でわかること
  • 2時間半の滞在でわかった「ワゴンサービス」の真実(おかわり不可の理由)
  • 甘いものが苦手でも完食できる「セイボリー多め」の実態
  • 35階の絶景の居心地と記念日プレートと友人の反応

これから記念日デートや女子会を計画している方の、「失敗しないためのガイド」としてぜひお役立てください。

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歴史と東京の今が融合する「フェアモント東京」

フェアモント(Fairmont)は、北米を中心に100年以上の歴史を持つ伝説的なブランドです。

現在はフランス・アコーの傘下ですが、そのルーツはカナダ大陸横断鉄道のホテル。英国王室とも縁が深く、今なお英国文化の香りを色濃く残す名門として知られています。

ロビーに何気なく置かれていたのは、公式アートブック『Grand by Nature』。Amazonで一冊19,605円($110)もする高級品です。

「Amazonの説明によると、この本にはマーティン・ルーサー・キング・ジュニアやマリリン・モンロー、クリスチャン・ディオールといった、そうそうたる著名人がゲストとして滞在した際の貴重な写真も掲載されており、まさにフェアモントの『迎賓館』としての歴史が詰まった一冊です。」

フェアモント東京のロビーに展示された非売品のブランド本「Fairmont Grand by Nature」の表紙。ウィンストン・チャーチルやヴィクトリア女王が顧客として紹介されているページ。
フェアモント東京のロビーに展示された非売品のブランド本「Fairmont Grand by Nature」の表紙。

ページをめくると現れるヴィクトリア女王やチャーチルの姿。それを眺めるだけで、ここが単なる新しいホテルではなく、100年の時を継承する『歴史の迎賓館』であることを肌で実感できるはずです。

実はこのプロジェクト、国家戦略特区である「BLUE FRONT SHIBAURA」の一環。

日本を代表する野村不動産とインフラJRがタッグを組み、そこに世界的なラグジュアリーブランド「フェアモント」を招致したという、まさに「国を挙げたオールスターチーム」のようなホテルなのです。

東京湾と都心を繋ぐこのエリアは、2026年の今、最もエネルギーに満ちた場所。歴史あるブランドと、最新の都市開発が融合した唯一無二の空間です。

🗓️ フェアモント東京「和アフタヌーンティー」予約詳細

冬の和アフタヌーンティー(2時間30分制)

【プラン名】 冬の和アフタヌーンティー(2時間30分制)

【料金】 9,400円(税・サービス料込)

【滞在制限時間】 2時間30分制(ラストオーダー:終了30分前)

【アニバーサリー特典】 メッセージ入りアニバーサリープレート(通年提供・無料)

【利用可能人数】 1名〜4名

【プラン販売期間】 2025年11月1日〜2026年2月28日(冬メニュー)

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フェアモント東京 Vue Mer(ビュメール)35階の特等席と眩しくない最高品質の窓ガラス

今回案内されたのは、窓側確約プランではない、ラウンジ中程のソファ席です。

フェアモント東京「Vue Mer」のボックスソファ席。深いブルーのソファと大理石調のテーブル、落ち着いたオレンジのレザーチェアが配置された、ゆとりある座席。
今回案内されたのは、こちらのゆったりとしたボックス席。窓際ではありませんが、空間に奥行きがあり、隣との距離も保たれているため、プライベート感は抜群です。

実はこれ、私が意図的に選んだ席でもありました。

というのも、以前リニューアル後の「パークハイアット東京」を訪れた際、窓側席のあまりの陽射しの強さと眩しくて…。せっかくの絶景も、暑くては楽しめません。

「ここ35階の高層ビルだし、眩しいかな…」と警戒して、私は普段愛用している紫外線に反応して色が濃くなるサングラスを念の為持参していました。

しかし、驚いたことにサングラスの色が全く変わりませんでした!

35階の窓からは遮るもののない直射日光が降り注いでいるにもかかわらず、です。

調べてみると、このタワーには最新鋭の「Low-E複層ガラス(断熱・遮熱ガラス)」の中でも最高ランクのものが採用されているようです。

  • 有害な紫外線(UV)をほぼ100%カット
  • ジリジリとする熱線(赤外線)も遮断
  • しかし、景色クリアさは損なわない

窓側席のゲストを見ても、誰一人として「眩しい」と手をかざしていませんでした。

フェアモント東京の窓側席の様子。大きな窓からは東京湾の絶景が広がり、直射日光が差し込んでいるが、ロールスクリーンと高性能ガラスで快適さが保たれている。
こちらは人気の窓側席(参考)。目の前にレインボーブリッジを望む特等席です。驚いたのはその「光」の制御。直射日光が当たっている場所でも全く暑苦しさがなく、最新設備の恩恵を強く感じました。

最新のテクノロジーへの惜しみない投資が、この「快適な絶景」を支えている。ハードウェアの品質に関しては、間違いなく都内トップクラスです。

もう、「絶景か、快適さか」で迷う必要はありません。

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【記念日利用の方へ】すべてが同時に揃う「一気出し」スタイル。サプライズのタイミング

これから記念日利用を考えている方に、知っておいてほしいフェアモント流の「提供スタイル」があります。

まずはウエルカムドリンクで乾杯。デンメアティーハウスの「ストロベリークリーム」という紅茶をトニックウォーターで割ったモクテルです。

繊細なカットが施されたグラスに注がれた、琥珀色のウェルカムドリンク。デンメアティーハウスの「ストロベリークリーム」という紅茶をトニックウォーターで割っている。
優雅なウェルカムドリンク。これが運ばれてきた直後、続々と他の料理が到着し、優雅な乾杯の時間は一瞬で過ぎ去りました(笑)。

友人がシャンパングラスのティーモクテルを片手に「シャンパングラスだ!おしゃれ」とテンションが上っていた、まさにその時、

「木箱のアフタヌーンティースタンド」「焼きたてのどら焼き」、そして「記念日プレート」を、開幕と同時にすべてがどどーんと運ばれてきました。

フェアモント東京のアフタヌーンティー。テーブルに運ばれてきた三段の木箱。
アフタヌーンティー・スタンドではなく、重厚な「木箱」で登場するのがフェアモント流。この中に、今回の主役である和のセイボリーとスイーツが収められています。
長方形の和食器に、練り切りやいちご大福と一緒に盛り付けられた「Happy Birthday」のホワイトチョコプレート。
木箱たちと一緒に、開幕「ドーン!」と登場したバースデープレート。美しい筆記体で綴られた美味しいチョコプレートは無料サービス。


私はてっきり、後半のワゴンデザートと一緒に来るものだと思っていたので、「なるほど、そうくるか!?」と驚きました。正直、サプライズ演出としての効果は薄れてしまいます。

友人も驚いたのか「あっ、ありがとうございます」とぎこちない様子。

しかし、少し冷静になって考えてみると、食べかけのテーブルで祝うよりも、すべての料理が美しく揃った、一番豪華な状態で記念撮影ができるという大きなメリットがあります。 もしかすると、「インフルエンサーや写真好きの方が、最高の写真を撮れるように」という、現代的な配慮なのかもしれません。

この「一気出しスタイル」をどう解釈するか。サプライズ狙いの方は一応参考にしてくださいね。

【実食】ランチ代わりになるセイボリー8種。甘いものが苦手な人にも嬉しい「和の重箱」

木箱が開かれた状態のフェアモント東京「和アフタヌーンティー」。セイボリー8種とスイーツ5種、焼きたてのどら焼き、バースデープレートが並ぶ。
箱を展開すると、まるで宝石箱のようなビジュアルに。特筆すべきは、上段・中段を占める「セイボリー(食事メニュー)」の多さです。甘いだけのATとは一線を画す内容です。
フェアモント東京:冬の「和アフタヌーンティー」全メニュー

【8種のセイボリー】(食事系が充実!)

  • 蟹と聖護院かぶらのマリネ
  • 和牛シチュー味噌風味(九条葱・からし)
  • 冬野菜のグリル(出し汁・柚子・昆布パウダー・木の芽)
  • ひじき煮(人参・厚揚げ)
  • 帆立フライ(魚すり身・帆立)
  • 季節野菜(トマト・アスパラガス)
  • おいなりさん(いくら醤油漬け・焼き鮭・鰹節)
  • ヒラメの京風巻き寿司

【5種のスイーツ】

  • 練り切り
  • いちごの団子
  • いちご大福
  • ゆずの琥珀糖
  • 抹茶とみかんの最中

【スペシャリテ:焼きたてどら焼き】(1品選択)

  • あんこ / いちご / みかん

北米ブランドなのになぜ『和』? それは、フェアモントが掲げる「その土地の文化と融合する(Locally Inspired)」というブランド哲学に基づいています。

世界中どこでも同じものを提供するのではなく、「東京だからこその体験」を追求した結果が、この和のアフタヌーンティーなのです。

しかも、「和のアフタヌーンティー」は、セイボリーが多めで嬉しいですね!

通常のアフタヌーンティーは「スイーツ7:セイボリー3」くらいの割合が多く、後半はどうしても甘さで胃が重くなりがちです。 しかし、フェアモント東京の和アフタヌーンティーはその心配もありません。

まずは焼きたてのスコーンならぬ、焼きたてのどら焼きを温かいうちにいただきます。

フェアモント東京のロゴの焼き印が入った、焼きたてのどら焼き。あんことみかん。
こちらがスペシャリテの「焼きたてどら焼き」。皮はふんわり温かく、家庭的でほっとする味わい。私は「みかん」、友人は「あんこ」をチョイスしました。ロゴの焼き印が高級感を添えています。

それから、セイボリーをいただきました。和の素材の味をそのまま生かした、優しく家庭的な味わいで構成されています。

特に感動したのが、こちらの「おいなりさん」と「京風巻き寿司」です。

いくらと鮭が乗ったお稲荷さん、鰹節のお稲荷さん、ヒラメの巻き寿司。
絶品だった「おいなりさん」。上に乗ったいくらは、ホテルのビュッフェレベルではなく、ちゃんとしたお寿司屋さんの味がしました。

お揚げの甘辛い味付けに、プチッと弾けるいくらの醤油漬け。このいくらのクオリティが非常に高く、日本茶が進みます。

他にも「ひじきの煮物」や「冬野菜のグリル」など、身体に優しい野菜中心のメニューが多く、罪悪感はゼロ。

これなら甘いものが苦手な方や、健康志向の方でも最後まで美味しく完食できるはずです。11時半スタートなのでランチ代わりにもなりました。

セイボリーで満たされた後は、別腹のスイーツタイム。

鶴を模した練り切りと、菊の花のようなピンク色の和菓子。
繊細な細工が施された「練り切り」。食べるのがもったいないほどの美しさですが、甘さ控えめで上品な味でした。

節の練り切りは数種類から選べます。「鶴」にするか「花」にするか、友人と迷うのも楽しい時間でした。

誤解注意!ワゴンサービスの「掟」とクオリティ

アフタヌーンティーの後半、スタッフの方がうやうやしく押してくるのが、この「焼き菓子ワゴン」です。

フェアモント東京のアフタヌーンティー名物、デザートワゴン。ホールサイズのいちごショートケーキやカヌレ、マドレーヌが並ぶ。 キャプション: 目の前でケーキがカットされる瞬間は、まさにエンターテインメント。ただし、ここで一つ重要な「掟」があります。

しかし、私は完全に勘違いしていました。 ワゴンで来るので「好きなだけ食べられるスイーツビュッフェ形式かな?」と思っていたのですが、残念ながら「おかわり自由(食べ放題)」ではありません。

私は最初完全に勘違いしていて、友人に「ワゴン食べ放題だから期待してて!」なんて豪語してしまっていたんです…汗。

実際のルールは以下の通り。

【ワゴンの鉄則】

  • 1人1種類につき1つまで(全種類オーダーは可能)
  • おかわり(2周目)は無し

「えっ、食べ放題じゃないの?」とがっかりするのはまだ早いです。

実際に体験してわかりました。これは「目の前で美しく、盛り付けてもらう」というプレゼンテーションそのものを味わうための演出なのです。

個数制限はないので、私は迷わず「全部のせ」をお願いしました。 一方で、アフタヌーンティー初心者の友人は、ワゴンを前に真剣な表情。

いちごのショートケーキ、カヌレ、マドレーヌのアップ。ショートケーキのきめ細かいスポンジ断面が見える。
感動したショートケーキの断面。気泡が均一で、口どけの良さが伝わってきます。カヌレのバリッとした焼き目も完璧。

【焼き菓子トロリーサービス】

  • いちごのショートケーキ
  • いちごパウンドケーキ
  • いちごカヌレ
  • いちごのファーブルトン
  • いちごマドレーヌ

「全部頼まないの?」と聞くと、「そんなに食べられないよ…!」と、カヌレ、ショートケーキ、お腹と相談して3種類をチョイスしていました。

確かに、ここに来るまでにセイボリー8種と和菓子を食べています。「食べ放題」でなくても、全種類頼めば十分すぎるボリュームになりますね。

しかも、このワゴンはめちゃクオリティが高い!

ワゴンは「ピンク」で統一され、現代的な「映え」もしっかり意識されていますが、フェアモントは100年以上前から英国王室やVIPをもてなしてきた、いわば「アフタヌーンティーの元祖」です。

ラインナップは、カヌレ、ファーブルトン、マドレーヌといった「フランスの地方菓子」がずらりと並んでいます。

フランス・ブルターニュ地方の伝統菓子「ファーブルトン」。プリンのような弾力のある断面の中に、甘酸っぱい苺が焼き込まれている。
日本のアフタヌーンティーでは珍しい、フランスの郷土菓子「ファーブルトン」派手さはありませんが、この「むっちり」としたフランのような食感は、一度食べると忘れられない本格派の味です。

これこそ、フェアモントが「映え」だけを狙っていない証拠です。

通常なら、もっと写真映えするムースやタルトを並べるところですが、あえて、フランス・ブルターニュ地方の素朴な家庭の味であるこのお菓子を選んだところに、フェアモントの老舗としての矜持やパティシエの「本気度」を感じました。

また、ショートケーキは海外のフェアモントではまずお目にかかれないであろう日本独自の進化を遂げたスイーツ

だからこそ驚いたのが、その完成度の高さ。

スポンジとクリームのバランスがまさに「黄金比」なのです。気泡の整ったスポンジは、口に入れた瞬間にクリームと一体化してスッと溶けていく……。

クリームの角がダレずにピシッと立っているのは、植物性ホイップではなく、乳脂肪分の高い本物のフレッシュクリームを使っている証拠。「日本人が一番愛するケーキ」を、世界の名門が本気で作るとこうなるのか、と感動しました。

カヌレの断面も「す」の入り方が均一で、中心がねっとりとカスタード状になっているのがわかりますか?

外側がカリッと焼き上がり、中は気泡を含んでしっとりとしたカヌレの断面。
まさに「フランス菓子の教科書」のような完璧なカヌレ。

外側はガリッと香ばしく、中はもっちり。奇をてらわない、フランスの伝統を忠実に守った「正解のカヌレ」がここにありました。

鮮やかなピンク色で、驚くほどキメが細かいストロベリーパウンドケーキの断面。
パサつきが一切ない、驚異的なキメの細かさを誇るイチゴのパウンドケーキ。

そして、鮮やかなピンクのパウンドケーキ。 通常、パウンドケーキといえば少し口の中の水分を持っていかれるイメージがありますが、これは別物です。写真でも伝わるこのスポンジのキメの細かさ。しっとりとしていて重すぎず、軽すぎない。

私が一番感動したのがマドレーヌ。 外側は「カリッ」と香ばしく、中は驚くほど「ふわっ」とした弾力がある。このコントラストは、高温で一気に焼き上げ、かつ湿度管理を徹底しないと出せません。

鮮やかなピンク色に焼き上げられた、フェアモント東京のいちごマドレーヌ。縁には香ばしい焼き色がつき、中央がふっくらと盛り上がっている。
私が「美味しい!」と絶賛したマドレーヌ。高温で焼き上げられた縁の「カリッ」とした食感と、中の弾力がたまりません。

私が隣で「このマドレーヌ美味しい!すごい!」と騒いでいたら、友人が真顔でこう言いました。

「私、マドレーヌ興味なかったけど……頼んであなたにあげればよかったね」

……やさしさに感動(涙)。 心温まる、最高のティータイムになりました。

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【ドリンク】2時間半の幸福。約30種のリストと、和菓子に合う「日本茶・紅茶」の正解ルート

アフタヌーンティーの満足度を左右するドリンク。

フェアモント東京の特筆すべき点は、座席利用2時間半に対して、ラストオーダーが「2時間(120分)」もあることです。

一般的な90分制よりも30分長く、約30種類のメニューからゆっくりと選ぶことができるのも紅茶好きには嬉しいポイントです。

1. 「オリジナルブレンド」に見る英国の伝統へのリスペクト

まず最初にスタッフの方におすすめされたのが「フェアモント東京 オリジナルブレンドティー」です。

日本の洋食器ブランド「NARUMI(ナルミ)」の白磁ティーセットに注がれた、赤褐色のフェアモント東京オリジナルブレンドティー。
最初にいただいたオリジナルブレンド。食器は「NARUMI(ナルミ)」のボーンチャイナで統一されており、モダンで洗練された形状が和洋折衷の空間に馴染みます。

内容は「ダージリン(ギダパール農園夏摘み)」と「アッサム(ボルサポリ農園)」のブレンド。 インドの異なる茶園をブレンドした、非常に「英国的」なクラシックスタイルです。

フェアモントは元々、カナダの鉄道ホテルとしてヴィクトリア女王など英国王室をもてなしてきた歴史があり、この骨太でコクのあるブレンドは、その伝統を感じます。

正直、繊細な和のセイボリーには少し強めですが、「どら焼き」との相性は良いです。

もし、和食に合う紅茶をというのであれば「天の紅茶」がやはりおすすめ!

熊本県水俣産の和紅茶「天の紅茶」。フェアモント東京オリジナルブレンドに比べて色が明るく、澄んだ琥珀色をしているのが特徴。
こちらが熊本産の「天の紅茶」。
オリジナルブレンドのような濃い赤色ではなく、透き通った美しい琥珀色です。

渋みが一切なく、まるで出汁のように体に染み渡る優しい味は、和のセイボリーと喧嘩しません。

2. 日本茶コンプリート「狭山 vs 知覧」日本茶の飲み比べが楽しい

中盤は、素直に日本茶3種(煎茶2種・ほうじ茶)をオーダーしました。

和のアフタヌーンティーには、やはり日本茶が一番落ち着きます。特にほうじ茶は香ばしく、口の中をさっぱりさせてくれました。

特にお煎茶は産地の違うものが用意されており、飲み比べる楽しみがありました。

フェアモント東京の山本山。2つのティーカップに注がれた日本茶の比較。左は明るい水色の鹿児島・知覧茶、右は少し濃い水色の埼玉・狭山茶。
(左)鹿児島県産の「知覧茶」。水色が明るく、旨みと甘みが強いのが特徴。(右)埼玉県産の「狭山茶」。水色が深く、キリッとした渋みが和菓子の甘さを引き締めます。
山本山 日本茶セレクション

鹿児島 知覧(ちらん): 九州のお茶らしい、まろやかな旨みと甘みがあります。これは甘い和菓子と抜群に合います。

埼玉 狭山(さやま): 私は今回が初体験。深い水色と、キレのある渋みが特徴的でした。口の中をさっぱりさせたい時に最適です。

ほうじ茶:玉露の茎(雁金)を焙じた贅沢なほうじ茶。香ばしさが強く、どら焼きの大本命です。

フェアモント東京の山本山・ほうじ茶。カップの奥の茶こしには、特徴である「雁金(茎)」が見える。
こちらが「玉露 雁金(かりがね)」を使ったほうじ茶。茶こしに残る「茎」がその証拠です。茎茶ならではの甘みと、焙煎の香ばしさが同居しており、和のアフタヌーンティーにぴったりです。

クラシックティーの豊富さ、ディンブラの確かな実力

後半のスイーツワゴンに合わせてオーダーしたのは、クラシックティーから「ダージリンブレンド」と「ディンブラ」です。

フェアモント東京のスイーツワゴンに合わせてオーダーしたのは、クラシックティーから「ダージリンブレンド」と「ディンブラ」です。

個人的に感動したのが「ディンブラ」の質の高さです。

「紅茶の優等生」とも呼ばれるスリランカの紅茶ですが、意外とメニューリストに載っていないことが多いんです。 フェアモントのディンブラは、華やかな香りとコクのバランスが完璧な「当たり」の茶葉でした。

これがフリーフローに含まれているのは、紅茶ファンとして非常にポイントが高いです。

琥珀色の紅茶に、温められたミルクが注がれる様子。ミルクティーにして楽しむディンブラの豊かな味わい。
紅茶好きとして嬉しかったのが、ミルクがちゃんと「温められた状態」で提供されること。こうした細やかな気配りにホテルの格を感じます。

4. アイスティーは「アールグレイ」の1点突破

ちなみに、アイスティーのバリエーションは少なめです。

繊細なカッティングが施されたグラスに注がれた、アイスアールグレイティー。

アイスティーの選択肢は「アールグレイ」の一種類のみ。ですが、キリッと冷えた柑橘の香りは、食事の間のリフレッシュとして優秀な「伏兵」です。

コーヒー類は全種類アイス対応が可能ですが、紅茶のアイスはアールグレイのみ。 ですが、ホットで温まった体に流し込む冷たいアールグレイは格別でした。

【保存版】全ドリンクメニューリスト(2026年冬)

Fairmont Tokyo Tea Selection

  • フェアモント東京 オリジナルブレンドティー
    • ダージリン(ギダパール農園夏摘み)とアッサム(ボルサポリ農園)のブレンド
  • アッサム C.T.C
  • アールグレイ
  • ウヴァ
  • キャンディ
  • ディンブラ
  • ケニア
  • キームン
  • ラプサンスーチョン
  • アフタヌーンブレンド
  • ダージリンブレンド
  • イングリッシュブレックファスト
  • カフェインレス セイロン
  • 天の紅茶(熊本)
  • カモミール(ハーブティー)
  • レモングラス(ハーブティー)
  • レモンバーベナ(ハーブティー)

Demmers Tea House Fruits Tea Selection

  • ハッピーデー
    • レモングラスやティーフラワーがブレンドされたハチミツの香り
  • ピーチメルバ
    • 桃の甘い香りと爽やかな酸味のフルーツティー
  • アラビアンナイト
    • シナモンの他にバニラやオレンジピールなどもブレンドされたエキゾチックな香り

Art of Tea Seasonal Selection

  • ストロベリークリーム
    • 甘いストロベリーの香りにクリーミーなミルクを合わせた「いちごみるく」をイメージ
  • シナモンフィグ
    • フルボディの紅茶に、シナモンビッツと熟した無花果(いちじく)の香り
  • バニラベリートリュフ
    • ホワイトチョコレートとフレッシュクリームの滑らかさに、ハイビスカスとベリーの甘酸っぱさ

Yamamotoyama Japanese Tea Selection

  • 煎茶(埼玉 さやま / 鹿児島 ちらん)
  • ほうじ茶(玉露 雁金を「みぎわ」で焙じたもの)

Coffee

  • フェアモント東京 オリジナルブレンドコーヒー(ホット/アイス)
  • カフェラテ(ホット/アイス)
  • エスプレッソ(シングル/ダブル)

【総評】フェアモント東京歴史と未来が交錯する場所。次は「洋」で再訪したい

最後に、今回のフェアモント東京のアフタヌーンティー体験を総括します。

まず、「フェアモント」という伝説的なホテルブランドが東京にあるということ。その事実自体に感動があります。 新規開業のラグジュアリーホテルが続々と増える中、ここのハード面の「洗練」と、肩肘張らせない「抜け感」のバランスはさすが。

ブルーフロント芝浦という近未来的な立地も含め、歴史と今が交錯する「新しい東京」を感じるには最高の場所です。

食事に関しては、正直なところ、

セイボリーはランチ代わりになるのは嬉しい点。ただ、味付けは「ひじきの煮物」など良くも悪くも「家庭的」でした。ここでしか食べられないガストロノミーがあったかと言えば、そこは少し弱かったのが本音です。

一方で、ワゴンの焼き菓子のクオリティは圧倒的に高いです。

伝統的な製法で作られたカヌレやショートケーキ、そして英国伝統のクラシックティー。この「洋」の組み合わせこそが、フェアモントの真骨頂だと感じました。

結論として、私は「焼き菓子と紅茶」のためにまた来たいと思いました。

実は、友人の心が最も動いたのは、スイーツでもセイボリーでもなく、会場である「Vue Mer(ビュメール)」の外に広がる35階からの絶景だったようです。

フェアモント東京35階のテラスから望む、東京湾とレインボーブリッジのパノラマビュー。遮るものがなく、空と海が広がっている。
友人が一番感動していたのがこの景色。ここはウエディングの撮影スポットとしても使われるそうで、抜け感と開放感は東京のホテルの中でもトップクラスです。

📝 予約のコツ

今回ご紹介したのは冬のメニューですが、フェアモント東京の「和のアフタヌーンティー」は、季節ごとに旬の食材を変えて通年で提供されていま

人気プランのため土日は埋まりやすいですが、窓際でなくとも「ソファ席」でゆったり過ごせますので、ぜひ最新のメニューをチェックしてみてください!

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【店舗情報】Fairmont Tokyo「Vue Mer(ビュメール)」

店名

Vue Mer(ビュメール)

住所

〒105-0023

東京都港区芝浦1-1-1 BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S フェアモント東京 35階

アクセス

・JR山手線/京浜東北線「浜松町駅」南口より徒歩6分

・ゆりかもめ「日の出駅」西口より徒歩4分

・都営大江戸線/浅草線「大門駅」B2出口より徒歩12分

電話番号

03-4321-1111

営業時間

[日~木] 11:00~22:00 (L.O. 21:30)

[金・土] 11:00~23:00 (L.O. 22:30)

料金目安アフタヌーンティー 9,500円~(税・サ込)

サービス料

16%(料金に含まれている場合あり)

ドレスコード

スマートカジュアル(男性のタンクトップ、サンダル等は不可)

公式サイトフェアモント東京 公式ページ

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ABOUT ME
ミス・レモン
ミス・レモン
幼い頃、ディケンズの『クリスマス・カロル』で描かれるクリスマスプディングやミンスパイといった英国菓子の描写に強く憧れていました。絵本の中だけの存在だと思っていたそれらが、紅茶教室で「実在する!」と知った時の深い感動こそが、私のアフタヌーンティー探求の原点です。

紅茶教室では紅茶の産地別の特徴や、ペアリング術、洋食器の知識、そしてアフタヌーンティーの歴史まで深く学び、今では、一口飲めばそのお店の紅茶が基本に忠実かどうかわかるほど。さらに英国菓子教室でも知見を広げ、2018年からは毎年欠かさず英国展へ足を運び、多様なスコーンや英国菓子の世界に触れる喜びに浸っています。

これまでに国内のホテルや紅茶専門店で100回以上のアフタヌーンティーを体験してきました。一度訪れたお店でも、変化や進化を捉えるために継続的に足を運び、その「解像度」を深めることを大切にしています。さらに、アフタヌーンティー体験をホテル業界全体の経営戦略という幅広い視点からも観察することで、他にはない多角的な視点と深い洞察で情報を発信しています。

アフタヌーンティーは、日常のストレスから離れ、素晴らしい体験を通じて美意識を磨き、人生を豊かにしてくれる最高の時間だと信じています。最高の非日常を求める皆様にとって、このブログが信頼できる「決定版」ガイドとなることを願っています。
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