【帝国ホテル東京×ピーターラビット】出版120周年記念のバースデイアフタヌーンティーは3時間飲み放題、キャラクターが織りなす本格英国式のティータイム

「本当に美味しい紅茶を、時間を気にせずゆったりと味わいたい」――そんな長年の夢を胸に、私が初めて帝国ホテル『インペリアルラウンジ アクア』の扉を開けたのは、今から3年前、2022年の春でした。
当時、絵本出版120周年を迎えるピーターラビットのアニバーサリーイヤーとあって、世の中は記念企画で大賑わい。私自身、ウェッジウッドのピーターラビットのプレートやマグカップを愛用するほどの英国好きなので、数ある企画の中でも、伝統と格式を誇る帝国ホテルが、あの愛らしいピーターラビットの世界をどのように表現するのか、胸を膨らませて向かったのを今でも鮮明に覚えています。
まさに「紅茶が美味しいアフタヌーンティー」を探す私にとって、ここ帝国ホテルでの体験は、記念すべきアフタヌーンティー巡りの第一歩となりました。インペリアルラウンジ アクア自慢の3時間制紅茶飲み放題と共に、繊細に作り込まれたピーターラビットのティーフーズを堪能する、忘れられないひとときをご紹介します。
※記事のメニューや料金は当時(2022年5月)の情報です。現在とは異なる場合があるので、予めご了承ください。

インペリアルラウンジアクアに到着
ラウンジへ一歩足を踏み入れれば…!「ピーターラビット」の世界が広がる空間演出
アフタヌーンティーの会場であるインペリアルラウンジ アクアは、帝国ホテル東京本館17階に位置しています。
エレベーターを降りて店舗の外に目を向けると、そこにはウェッジウッドの洋食器が美しく展示されており、期待感を一層高めてくれます。

さらにラウンジの入口では、なんと愛らしいピーターラビットの妹たちが特別仕様の飾りつけでお出迎え!



細部にまでこだわった空間演出は、まさに絵本の世界に誘われるよう。これから始まるアフタヌーンティーへのワクワク感が最高潮に高まる、心憎い演出が施されていました。
今回ご案内いただいたのはこちらのお席です。2人で椅子を並べて、日比谷公園の景色を眺められるお席でした。隣にはガラスのパーテーションがしっかり設置されています。今回は一休で予約をしました。お任せなのでどんな席になるか気になっていましたが、良いお席で良かったです。
優雅なティータイムを約束する、日比谷公園を望む窓際席
今回ご案内いただいたのは、2人並んで座れる特別な窓際席でした。

目の前には、絵画のように美しい日比谷公園の緑豊かな景色が広がり、都心にいることを忘れさせてくれるような開放感に包まれました。隣席との間にはしっかりとしたガラスのパーテーションが設置されており、プライベートな空間が確保されている点も非常に好印象でした。
今回の予約は「一休」から行い、席は当日のお任せでしたが、期待以上の素晴らしいお席に案内いただき、幸運でした。この特別な空間が、忘れられないアフタヌーンティー体験をさらに彩ってくれたことは間違いありません。
うれしいサプライズ!コースターのプレゼント
今回のプラン限定で、心温まるスペシャルなコースターをいただくことができました。

ホテルマンの方がトランプをシャッフルするようにコースターを扇状に広げ、その中から一人一枚、好きな絵柄を引けるという、遊び心満載の趣向です。私たちがいただいたのは、ピーター単体の絵柄と、ピーターとお母さんが寄り添う、心が温まる優しい絵柄の2種類。あまりにも愛らしく、使うのがもったいなかったので、大切に持ち帰りました。
こうしたユニークなサプライズ演出は、アフタヌーンティー体験をより一層特別なものにしてくれました。
『ピーターラビットのバースデーアフタヌーンティー』基本情報

インペリアルラウンジアクアのアフタヌーンティーは正統派の三段スリーティアーズスタンドです。銀色に輝くスタンドに並べられたティーフーズは、まるでピーターラビットと仲間たちがお皿の上を飛び回っているかのように楽しげで、見ているだけで心が躍ります。
写真は2名様分で全10種類という充実のラインナップ。一つ一つが丁寧に作り込まれた豪華なティーフーズは、味はもちろんのこと、目にも嬉しい彩りで、これから始まる特別な時間への期待感を最高に高めてくれました。
ピーターラビットのバースデー”アフタヌーンティー
【場所】 帝国ホテル東京本館17階 インペリアルラウンジアクア
【期間】 2022年3月26日(土)~ 6月30日(木)
【価格】7700円(別途サービス料)
【営業時間】11:30~18:00 (ラストオーダー)
絵本から飛び出した!ピーターラビットと仲間たちが彩るアフタヌーンティー 〜英国式メニュー〜
ウエルカムティー
席に着くとまず提供されたのは、ピーターラビットの世界観にぴったりのウェルカムドリンクでした。同伴者の感想ですが「人参ジュースと苺シロップを合わせた特製ジュースは、しっかりとした人参の風味がありながらも、苺の優しい甘みが心地よい」とのこと。

私は身体を冷やしたくなかったので、温かいホットドリンクに変更していただきましたが、このような細やかな配慮は、帝国ホテルならではのホスピタリティの高さを実感させてくれます。事前にアレルギーの有無を確認してくださった点も、安心してティータイムを楽しめるポイントでした。
帝国ホテルのスタンドは正統派の三段のスリーティアーズです。お皿の上で飛び回るピーターたちが楽しげで良いですね♪写真は2人分の分量なります。ティーフーズは全部で10種類。豪華なティーフーズが目に嬉しい!
3段目 帝国ホテルの味とピーターラビットの世界が融合した絶品セイボリー

・ブーケサラダ
・リゾットコロッケ
・トリュフたまごクリーム/鴨のスモーク/トマトコンソメジュレ
・パン・オ・レザン

まるで絵本から抜け出したかのような、野菜畑に子うさぎが隠れているイメージで表現された美しいサラダです。特筆すべきは、酸味と甘みのバランスが絶妙なドレッシング。
サラダとクスクスにしっかりと絡み、一口ごとに豊かな味わいが広がります。
その中に隠されていたのは、驚くほど美味しい立派なスモークサーモン。その上質な旨味に、思わず感嘆の声が漏れました。

一口食べると、ザクザクとしたクリスピーな衣の中に、とろりと汁気のあるリゾットが顔を出す、食感のコントラストが非常に面白い一品です。揚げ加減がまさに絶妙で、提供されてから時間が経っても美味しくいただける、感動的なクオリティでした。

アヒルのジマイマのお話をイメージしたこちらは、見た目も美しいグラス仕立ての逸品。スプーンで掬うと、とろーり滑らかなトリュフ香るたまごクリームと、旨味が凝縮されたトマトコンソメジュレが口いっぱいに広がります。
ぷりっとしたうずらの卵の弾力も相まって、全ての要素が口の中でとろけ合う至福の瞬間。添えられた鴨のスモークは、驚くほど上質なお肉で、この一品だけで大満足できるほどの豪華さでした。

豊かなバターの香りが食欲をそそるデニッシュ生地のパン・オ・レザンです。サクッとした軽やかな食感と、絶妙な焼き加減が印象的でした。これまでのセイボリーで塩味が続いた中で、優しい甘さが口の中をリフレッシュしてくれ、大変美味しくいただきました。
2段目 120周年おめでとうスコーン&衝撃のあのパイ

・オニオングラタンスープ
・ダッチェスの仔牛とハムのパイ
・プレーンスコーン

『ベンジャミンバニーのおはなし』からインスパイアされたのは、心も体も温まる絶品のオニオングラタンスープです。マクレガーさんの畑からベンジャミンバニーが持ち去ったという玉ねぎを使用したという秀逸な設定に、思わずニヤリとしてしまいますね。
スタッフの方からは温かいうちに、とおすすめされましたが、一口飲むと玉ねぎの旨味がぎゅっと凝縮されており、さすが帝国ホテルと唸るクオリティでした。驚くべきことに、時間が経って少し冷めてもその美味しさは変わらず、むしろ違った表情を見せてくれるほど。物語の世界に浸りながら、至福の一杯を堪能できました。

アフタヌーンティーのプレートにパイが登場すると、「もしかして、あのマクレガーさんにパイにされたピーターのお父さん…?」と、ピーターラビットファンなら思わずザワついてしまうのは“あるある”ではないでしょうか。
ご安心ください!今回お目見えしたのは、犬と猫のお茶会のお話『パイがふたつあったおはなし』に登場するパイの方です。
この物語は、大人になって改めて読むと「犬と猫は本当に友達になれるのか?」「苦手な食材を避ける苦労」といった、かなり奥深いテーマが描かれているのが面白い点です。気になる方はぜひ、絵本を手に取ってみてください。
そして肝心のアフタヌーンティーのパイは、帝国ホテルが誇る正真正銘の絶品!サクサクと香ばしいパイ皮の中には、ぎゅっと旨味が詰まったジューシーな仔牛とハムがたっぷりと。しっかり塩味が効いているので、ミニサイズながらも一口で高い満足感が得られる、食べ応えのある逸品でした。

アフタヌーンティーの主役といえば、やはりスコーンです。提供されたスコーンにはピーターラビットの可愛らしいチョコレートプレートが添えられ、その特別感に胸が高鳴りました。外はザクッと香ばしく、中はふんわりとした、まさに正統派英国スコーンの美味しさです。

(上)いちごジャム(右)はちみつ(左)クロティッドクリーム
添えられたクロテッドクリームは、驚くほどコク深く、もはやクリームというよりバターに近い濃厚さ。一方でジャムは、果汁感が控えめでさらりとしたタイプでした。より濃厚な味わいを求めるなら、はちみつとのペアリングもおすすめです。
さて、このスコーンに合わせる紅茶を何にしようか迷っていた時、私の視界に入ってきたのが、まるでバトラーではないかと思うほど完璧な佇まいのホテルマンでした。
帝国ホテルには多くの素晴らしいホテルマンがいらっしゃいますが、その中でも彼の接遇は群を抜いており、その細やかな気配りには心から感動しました。例えば、私が席を離れたほんの短い時間にも、美しくナプキンを畳んでおいてくださる、といった具合です。
そんな彼に、すかさずスコーンに合う紅茶について相談してみたところ、「アッサム」と「ウバ」のミルクティーを勧めてくださいました。
当時の私はまだアフタヌーンティーのビギナー”でしたが、その的確なアドバイスは非常に参考になり、今回はアッサムのミルクティーとスコーンをいただきました。
プロフェッショナルな視点からの提案は、アフタヌーンティーの質を格段に高めてくれると改めて感じた瞬間でした。
スタンド1段目 ピーターと妹がイングリッシュガーデンで戯れる甘く華やかなスイーツ

・ブラックベリーのロールケーキ
・キャロットケーキ
・お花とフルーツのガーデンタルト

『ひげねずみサミュエルのおはなし』には、作中で「猫まきだんご」という衝撃的な(?)スイーツが登場しますが、こちらは対照的に、なんとも愛らしい見た目のロールケーキです。
特筆すべきは、米粉でできているのでは!?と思うほどのもちもち食感。生クリームとブラックベリーを混ぜ合わせると、驚くほど美しい紫色に。弾力のあるスポンジと、ブラックベリーの甘酸っぱさが絶妙に調和し、私のお気に入りとなりました。

英国のアフタヌーンティーには欠かせない、定番のキャロットケーキももちろん登場。『ピーターラビットのおはなし』の世界観を表現したこのケーキは、小さな一口サイズながら、キャロットの葉の部分まで細かく再現されていました。まるで小さな畑がケーキになったような精巧さに、「こんな小さなケーキで畑を表現するなんてすごすぎる!」と感動を覚えました。

エディブルフラワーで美しく飾り付けされた、お花畑のような華やかなフルーツタルトです。薄焼きのタルト生地のサクサクとした食感が心地よく、みずみずしいフルーツと軽やかな生クリームのフレッシュさを存分に引き立てていました。
本来であれば、ここにピーターと妹の可愛らしいクッキーを並べて、まるでお花畑で戯れているような光景を演出するはずでした。しかし…スタンドが提供された際、私の目の前にあったロールケーキの近くにクッキーが置かれていたため、ついつい誤ってロールケーキに貼ってしまったんです!

これはまさに痛恨のミス!「お花畑で戯れさせたかった…!」と、その時の悔しさと残念な気持ちは今でも鮮明に覚えています(笑)。
とはいえ、そんなハプニングも、このアフタヌーンティーが忘れられない体験になった理由の一つかもしれませんね。
帝国ホテルアクア「3時間飲み放題」私が実践した「紅茶ペアリング」全記録
実は、このピーターラビットのアフタヌーンティーが私にとって帝国ホテルでの初めての体験でした。当時はまだアフタヌーンティーを楽しむ“ビギナー”だったこともあり、結局4杯しか飲まなかったのが、今となっては少し悔やまれる点です。
しかし、それでも、一つ一つの紅茶の質の高さと、ホテルマンによる的確なペアリングアドバイス(※スコーンのセクションを参照)は、「紅茶が美味しいアフタヌーンティー」を探していた私に、大きな感動と学びを与えてくれました。この経験が、その後の私のアフタヌーンティー巡りの原点になったのは間違いありません。
一杯目:セイボリーを彩る予期せぬ出会い「ハーブティー・ボヌール」

通常、セイボリーにはキームンやニルギリといった紅茶を選ぶことが多いのですが、メニューになかったため、今回は趣向を変えてハーブティーとのペアリングを試しました。
数あるハーブティーの中から私が選んだのは、バラ、キンセンカ、オレンジフラワーをブレンドした「ボヌール」。5種類あるハーブティーの中でも、特にバラの華やかなフレーバーが際立っていると感じました。
サーブされたポットの中には、色とりどりの花びらがぎっしり。見た目にも美しく、期待が高まります。しかもこのポット、茶漉しが内蔵されている優れもので、その利便性には驚かされました!

最初の1杯目は少々薄く感じましたが、ポットの中でじっくりと抽出が進んだ2杯目から格段に美味しくなり、そして3杯目には、その香りと味わいが最高潮に達しました。
予期せぬ出会いでしたが、セイボリーの繊細な味を邪魔することなく、華やかさを添えてくれる理想的な一杯でした。
二杯目:紅茶の優等生「ディンブラ」〜予期せぬ個性がもたらす包容力〜
セイボリーからスイーツへと移るタイミングで、私が2杯目に選んだのはディンブラでした。様々なティーフーズに寄り添う、まさに紅茶の優等生ともいうべき包容力を持つ紅茶です。白いティーポットで提供され、その姿もまた上品でした。
正直なところ、蘭の花のように香り高いディンブラを想像していたので、一口目は少しイメージと違っていました。しかし、華やかな香りを強く主張するタイプではなく、驚くほどスッキリとした飲み口で、その個性は徐々に私の中に溶け込んできました。

結果として、このクリアで控えめな風味こそが、多彩なピーターラビットのティーフーズ一つ一つの味わいを邪魔することなく引き立て、今回のプランに完璧に合致していると感じました。予期せぬ形で、ディンブラの新たな魅力を発見できた一杯となりました。
三杯目:バトラー推薦!「スコーンと最強ペアリング」の王道アッサム
3杯目には、私が「バトラーではないか」と密かに感激したホテルマンが推薦してくださったアッサムを迷わずチョイスしました。ポットから注がれた紅茶は、まさにアッサムならではの美しい赤褐色。その豊かな風味はストレートでも十分美味しく、単体でも存分に楽しめます。
しかし、やはりこのアッサムの真価は、ミルクを加えることで発揮されます。

濃厚なミルクティーにすると、そのコクと深みが一層際立ち、スコーンとのペアリングはまさに「最強」!

互いの良さを引き立て合い、至福の味わいを堪能することができました。プロが薦めるペアリングの素晴らしさを改めて実感する一杯です。
四杯目:謎多き「妹たちの気まぐれティー」の正体は…至高の有機ダージリン!
そして4杯目、私が選んだのは、そのネーミングに惹かれた「妹たちの気まぐれティー」という、なんとも魅力的な日替わりメニューです。一体どんな紅茶が出てくるのだろう?という好奇心を胸にオーダーしました。
その正体は、豊かな香りを放つ「有機ダージリン」適度な渋みがありながらも、決して強すぎない上品な味わいで、驚くほど茶葉のフレッシュさを感じました。一口飲むたびに心地よい風味が広がり、「ああ、ずっとこれでもいいな」と思えるほど、心から美味しいと思える一杯でした。

このように、日替わりで提供される遊び心のある趣向は、アフタヌーンティー体験にさらなる楽しさと発見をもたらしてくれます。最後の最後まで、心に残るティータイムとなりました。
帝国ホテル東京アフタヌーンティー:どんな服装で行けばいい?【実体験レポート】
「伝統と格式の帝国ホテル」というイメージから、アフタヌーンティーでの服装に迷う方は非常に多いのではないでしょうか。私も、初めてホテルアフタヌーンティーを体験する際は、どんな服装で行くべきか非常に悩みました。
事前に確認のため、予約した「一休」から届いたメールをチェックしたところ、そこにはドレスコードの記載がありました。具体的な指示としては「短パン、ビーチサンダルまたはそれに準ずる軽装不可」というものです。
しかし、実際に来店してみた私の印象では、そこまで過度に気張る必要はないというのが正直な結論です。もちろん、TPOを意識した清潔感のある服装が望ましいですが、極端にカジュアルでなければ大丈夫だと感じました。
中には、ごく少数ではありますが、デニムパンツやサンダル姿の方もお見かけしました。そういった服装で入店を断られるような心配はなさそうです。
【おすすめの服装ポイント】
- 男性: ジャケット、襟付きシャツ、スラックスなど
- 女性: ワンピース、ブラウス+スカート、きれいめのパンツスタイルなど
- 靴: 革靴、パンプス、きれいめのスニーカー(サンダルやビーチサンダルは避ける)
TPOを意識しつつ、ご自身がリラックスして楽しめる服装で、帝国ホテルの上質なティータイムを心ゆくまでお楽しみください。
帝国ホテル東京 インペリアルラウンジアクア店舗情報
帝国ホテル東京 インペリアルラウンジアクア
【住所】〒100-8558 東京都千代田区内幸町1丁目1−1
【電話】03-3539-8186
【最寄り駅】東京メトロ線 日比谷駅、JR線 有楽町駅、JR線 新橋駅
まとめ:帝国ホテルで紡がれた、ピーターラビットと紅茶の物語
今回、初めて体験した帝国ホテル東京『インペリアルラウンジ アクア』でのピーターラビットアフタヌーンティーは、私にとって忘れられない特別な一日となりました。
絵本出版120周年という記念すべき年に、伝統と格式ある帝国ホテルが表現したピーターラビットの世界観は、想像以上に奥深く、感動的なものでした。
愛らしいキャラクターモチーフのティーフーズ一つ一つに込められた物語の再現性、英国式アフタヌーンティーの融合。
特に、完璧なホスピタリティを見せてくださったホテルマンとの出会いや、「ペアリング」の奥深さを知るきっかけとなった紅茶の体験は、私のその後のアフタヌーンティー巡りの原点となっています。
当時はまだ「ビギナー」だった私ですが、この帝国ホテルでの経験が、紅茶やアフタヌーンティーの新たな楽しみ方を教えてくれました。
『インペリアルラウンジ アクア』は、時期によって様々なテーマのアフタヌーンティーを提供しています。本記事でご紹介したピーターラビットのコラボレーションは2022年春限定でしたが、この記事が、次にあなたが帝国ホテルを訪れる際の「紅茶とアフタヌーンティーを最大限に楽しむためのガイド」となれば幸いです。
美しい空間で、美味しい紅茶と心温まるおもてなしに包まれる時間は、まさに日常を忘れさせてくれる至福のひととき。ぜひ一度、帝国ホテルのアフタヌーンティーを体験してみてください。
※記事のメニューや料金は当時(2022年5月)の情報です。現在とは異なる場合があるので、予めご了承ください。
