紅茶好きグルメライターのミスレモンです。
このブログでは東京の英国式アフタヌーンティーを中心に、紅茶とスコーンが美味しいとっておきのお店の情報を更新しています☆
最近は、高級なホテルアフタヌーンティーで提供されるホテルスコーンとは一味違う、イギリスのティールームで提供されるカントリースコーンが流行っていますね。
外さくっ、中がふんわりのカントリースコーンに、クロテッドクリームとジャムをぬっていただくクリームティーは最高です!
今回ご紹介するのは、
東京のスコーンが美味しいクリームティーのおすすめの店!
東京で何度も足を運んだとっておきのお店をご紹介したします。
厳密にはクロテッドクリームとジャム乗せではないお店もいくつかありますが、無視出来ない美味しさなのであえてリストに入れてみました。
スコーン好きの同じ趣味のみなさまのお店選びの参考になれば嬉しいです♪
- 東京で英国式クリームティーを体験したい
- 憧れの紅茶ブランドのスコーンを食べたい
- イングリッシュスコーンをテイクアウトしたい
大前提!クリームティーって何?わかりやすく解説
クリームティー(Cream Tea)はスコーンに2個にクロテッドクリーム&ジャム、ポットティーがセットでお茶をする習慣です。
イギリスのカントリーサイドや家庭ではクリームティーを楽しむ習慣があります。
スコーンに塗るクリームはクロテッドクリームという名称で、牛乳とバターの中間乳脂肪分60%のクリームです。
酪農の盛んなイングランド南西部のデヴォン州とコーンウォル州がクリームティーの発祥の地とされています。
クリームをスコーンにのせるの順番は、
先にクリームをのせるクリームファースト(デヴォン式)
後からクリームをのせるのがジャムファースト(コーンウォル式)
2種類があります。
別にどっちでも良いじゃないか!と、思うところですが、イギリスでは長年議論のネタにもなるほど今もホットな話題です。
イギリスの文化ごとぜひお楽しみ下さい☆
参考書籍
・イギリス南西部至福のクリームティーの旅(小嶋いず美著 2015年10月 産業編集センター)
イングリッシュスコーンのクリームティー
【麻布十番】ジュリスティールームスのスコン
ジュリスは2003年にイギリス・コッツウォルズで創業したティールーム。
2008年に日本人として初めてイギリスのTEA COUNCIL(英国紅茶協議会)の『TOP TEA PLACE』を受賞しました。
以前は日本橋三越にも店舗があったので、そちらをご存知の方も多いかもしれません。(現在は閉店)
現在は拠点をコッツウォルズから麻布十番に移転をして営業しています。
ジュリスクリームティーセット
本場英国の紅茶文化を伝えるジュリスのクリームティー(1650円税込)
スコンが2個にいちごジャムとクロテッドクリーム、それホットティーがセットに付きます。
スコンは店内のキッチンでオーナーシェフの宮脇樹里さんが自ら焼き上げています!
ジュリスのスコンは他店のカントリースコーンと比べると食感が驚くほど軽く、ほかほかの生地にクロテッドクリームとジャムをぬっていただくと口どけが最高☆
バーレイ社のティーポットでいただく紅茶も美味しいです。
ジュリスの紅茶は、英国の一般的なティーバッグよりも繊細な茶葉の味わいを楽しむことができるブレンドティーとなっています。
焼き立て絶品スコンと、美味しい紅茶で至福のクリームティータイムはいかが☆
- イギリスで受賞歴もある本場英国スタイルのティールーム
- オーナーシェフ自ら毎日焼き上げる熟練の技のスコンがすごい!
- 軽い食感のスコンは口どけが最高☆
- バーレイ社のティーポットでいただく紅茶も美味しい
店舗情報
【住所】東京都港区麻布十番2-14-4 エタニティ2F
【電話】03−6381−7685
【最寄り駅】麻布十番駅(4番出口)
▼詳しい場所と体験記事
【丸の内】ローズベーカリーの全粒粉スコーン
ローズベーカリーはローズ・カッラリー二さんが2002年にパリに開いたイギリス系フレンチスタイルのベーカリー&レストラン。
スコーンやキャロットケーキなど、当時パリの人々も知らなかった英国菓子のティータイムの魅力を発信し評判になりました。
その味を日本の丸の内でも体験することが出来ます。
ローズベーカリー丸の内は、街路樹や石畳の路地が美しい『丸の内仲通り』にある、明治安田生命ビル(MY PLAZA)1階にある『コムデギャルソン』に併設されています。
イギリス人ローズさんのスコーンは、狼の口もあるワイルドタイプ。
ローズさんにスコーンを焼くことを許されたスタッフが作っています。
全粒粉で香ばしく、甘さは控えめ。素材の良さを感じるヘルシーなスコーンです☆
スコーン(単品)
プレーンスコーン バター&自家製ジャム(店内¥440/テイクアウト¥432)
食べ方はクロテッドクリームとジャムを塗るクリームティーではなく、バターを乗せていただきます。
イギリスの家庭により近いスタイルでですね。
セットメニューは無いので、紅茶は別途注文になります。
どうしてもクロテッドクリームをつけたい方はテイクアウトもおすすめです。パリ発おしゃれカフェのスコーンでおうちクリームティータイムも◎
- イギリス人ローズさんのレシピはパリでも評判
- ローズさんに選ばれたスコーンを焼く技術のあるスタッフが焼いている
- 全粒粉の香ばしいスコーンは軽めのランチにも最適☆
ローズベーカリー丸の内
【住所】東京都千代田区丸の内2丁目1−1 明治安田生命ビル 1階
【電話】03-6810-0212
【最寄り駅】東京メトロ千代田線「二重橋」駅1番出口から徒歩約3分。
東京駅京葉線6番出口から徒歩約3分
日比谷線「日比谷」駅B7出口から徒歩約3分
※銀座にも店舗あり
▼詳しい場所と体験記事
【京橋】英国展で大行列!バターリッチなスリーティアーズのスコーン
スリーティアーズは予約が取れないことで有名なアフタヌーンティー専門サロン。
英国展やスコーンパーティーで、常に長い行列が絶えないスコーンの超人気店なので、ご存知の方も多いかと思います。
目黒のアフタヌーンティーサロンは24年をもって営業を終了してしまいますが、23年10月にオープンしたスリーティアーズ京橋で引き続き、絶品スコーンを味わうことが出来ます☆
早速テイクアウトしてきました!
スリーティアーズのスコーンはバターをたっぷり使用したとてもリッチな味!
店内ではクリームティーも体験できます。
本格英国式のアフタヌーンティーサロンのこだわりのスコーン、京橋でぜひ体験してみて下さい☆
▼目黒サロンの体験記事
紅茶ブランドのクリームティー
【日本橋】フォートナムアンドメイソンのイングリッシュスコーン
イギリスを代表する老舗百貨店フォートナム&メイソン(Fortnum & Mason) 。
東京でもフォートナム&メイソンのスコーンでクリームティーを楽しむことが出来ます。
場所は日本橋三越本店の新館地下2階にある『フォートナムアンドメイソンコンセプトショップ ティーショップ』です。
スコーンセット
スコーンはピカデリーの本店と同じレシピで作られている本格英国スタイル。
クリームティーでいただくカントリースコーンとは違う、昔ながらのロンドンのホテルスタイルの上品なスコーンです。
外が少しサクッとしていますが、全体としてはパンのようなしっとりふんわり食感です。
フォートナム &メイソンは紅茶もとても美味しいので、クロテッドクリームとジャムをつけたスコーンと一緒に最高のクリームティータイムを過ごすことが出来ます☆
併設されている『フォートナム&メイソンコンセプトショップ』ではスコーンのテイクアウトも可能です。
本場ロンドンのスコーンを気軽に日本で味わえるのは嬉しいですね♪
- ロンドンピカデリーの本店のレシピ忠実に再現
- ふんわりしっとりスコーンが絶品☆
- F &Mのブレンド紅茶と一緒にいただくと最高◎
- パンの名店コンセプトショップでスコーンの購入も可
フォートナム&メイソン ティーショップ
日本橋三越店 店舗情報
【住所】〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目4−1 新館B2 三越
【電話】03-3243-9881
【最寄り駅】銀座線・半蔵門線 「三越前」駅より徒歩1分
▼詳しい場所と体験記事
【新宿】ルサロンドニナスのふんわりスコーン
ニナスはフランスの紅茶ブランド。マルセイユにある香料会社を全身とする歴史あるブランドです。
現在も香料を全て天然のアロマや花びらから抽出する、こだわりの製法で芸術的なフレーバードティーを製造しています。
ニナスのティーサロン「ルサロンドニナス」は都内に日比谷、新宿の2店舗があり、どちらもメニューにはスコーンセットがあります☆
スコーンセット
スコーン2種(プレーン・アールグレイ)にジャムとクロテッドクリームが付きます。
ニナスのスコーンは今流行りのイングリッシュスコーンではなく、ふんわりタイプのスコーンです。
やさしい食感なので、おやつにちょうどいい感じです。
セットメニューの紅茶は大きなマグにたっぷり入っています。おかわりは330円。
「ロイヤルアントワネットティー」などニナスを代表する香り高いフレーバーも別途注文が可能です☆
スコーンはテイクアウトも可能です☆
- ふんわり食感でやさしい味わいのスコーン
- 粉糖とクロテッドクリームの組み合わせが斬新
- 紅茶はマグカップでの提供。330円でおかわりも出来る。
- 芸術的なフレーバーを味わいたい方は別途注文がおすすめ!
ルサロンドニナス小田急新宿 店舗情報
【住所】東京都新宿区西新宿1丁目5−1 小田急百貨店新宿店 M2F
【電話】03-6304-5025
【最寄り駅】新宿駅(西口)
【営業時間】10:00~20:30
※アフタヌーンティーは電話、一休、OZモールから予約可
OZモールで最新プランを確認する▼詳しい場所と体験記事
【表参道】ハーニー&サンズのさっくり紅茶スコーン
ハーニーアンドサンズ(HARNEY & SONS)はアメリカ発の紅茶ブランド。
代表的な銘柄は『ホットシナモンスパイス』など。
日本でも表参道で本場ニューヨークのティータイムを体験することが出来ます。
こちらでもクリームティーを楽しむことが出来ます。
ハーニーアンドサンズ スコーン(アールグレイ)
まるでメロンパンのようなユニークなスコーン!
キラキラした砂糖がまぶしてあり、最初からしっかり甘味がついています。
食感は外はクッキー生地のようにさくっとしていて、中はふんわり。
アメリカンスコーンとイングリッシュスコーンのどちらの要素もあり、かなり個性的なタイプです。
とても個性的な味わいでした。
大きめのポットティーが一杯付いてくるので、ゆっくりクリームティータイムを過ごすことが出来ます☆
- アメリカン、イングリッシュどちらの要素もある新感覚スコーン
- 粉砂糖がまぶしてあってキラキラしている
- ティーポットとカップは大きめ。紅茶は美味しい。
店舗情報
【住所】東京都渋谷区神宮前4丁目2−14 表参道 杉山ビル
【電話】050-5211-4751
【最寄り駅】東京メトロ半蔵門線・銀座線・千代田線「表参道駅」出口A2から徒歩1分
▼詳しい場所と体験記事
イングリッシュスコーンのテイクアウト
【麻布十番】モーニングトンクレセント
麻布十番にある英国菓子教室「モーニングトンクレセント」Mornington Crescent Tokyo(愛称モンクレ)。
こちらでは月に1、2回、ベイクセールの日があり、スコーンや英国菓子の販売を行っています。
土曜日開催が多いですが、固定になっていないのでスケジュールは注意が必要です。
スコーンを入手する難易度はかなり高いのですが、
イギリス人のステイシー・ウォードさんが作るスコーンは本当に絶品!
ぜひテイクアウトして、本場イギリスの味を体験していただきたいです。
モンクレのスコーンはゴツゴツした見た目がインパクト大です!
外はクッキーのようにさっくり、中はケーキのようにふんわり。
食べる時は、スコーンの真ん中にある「オオカミの口」という割れ目を上下に割って、クロテッドクリームとジャムをたっぷり塗っていただきます。
モンクレではすごく稀に「クリームティーパーティー」というイベントや、スコーンの理解を深める「スコーン マスタークラス」というレッスンを実施しています。
イングリッシュスコーンを極めたい方はこちらも要チエックです☆
▼詳しい場所と体験記事
【銀座三越】ロダス
ロダスは1890年英国コーンウォルで創業されたクロテッドクリームの老舗ブランド。
そのスコーンを東京でも味わうことが出来ます。
東京の店舗は『銀座三越』と『新宿三越伊勢丹』の2店舗になります。
ロダスのスコーンはサイズが大きいので、ずらりとスコーンが並ぶ売り場は圧巻です。
クロテッドクリーム入りのスコーンなので生地はしっとり。
ロダス自慢のクロテッドクリームと相性抜群です☆
英国伝統のパーフェクトクリームティーをぜひおうちで体験してみて下さい☆
ロダス三越銀座
〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目6−16 銀座三越 地下 2F
【訳あり福袋】Rodda’s ロダスクロテッドクリームスコーン12個&Roddasロダスクロテッドクリーム5個セット 濃厚しっとり極上スコーン
テイクアウトするなら英国展もおすすめ☆
紅茶やスコーンがお好きな方にぜひお勧めしたいのが「英国展」や「スコーンパーティー」などデパートの催事!
日本全国からスコーンの美味しいお店や紅茶ブランドが東京で出店するまたとない機会です。
スコーンパーティー・・・銀座三越(1月)
英国展・・・新宿伊勢丹(3月)
英国展・・・日本橋三越(8月〜9月)