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【2026年決定版】椿山荘×ムーミン初コラボ完全攻略。紅茶マニアが解き明かす「絶品スコーンの持ち帰り・ロンネフェルトペアリングの極意」と「冬の庭園」

ホテル椿山荘東京「ル・ジャルダン」×ムーミンコラボアフタヌーンティー(2026)。「ムーミン谷の冬」をテーマにした3段スタンド、オーロラをイメージしたウエルカムドリンク、そして背景に広がる冬の庭園と三重塔。
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2026年の年始、椿山荘「ル・ジャルダン」のアフタヌーンティーに行ってきました。

今回はルジャルダン初となるキャラクターコラボ「Tales of Moominland Midwinterアフタヌーンティー 

私、ムーミン大好きなんです。かつてムーミングッズ専門店でくじを引くためにDVD全巻を揃えたり、今は閉店してしまったムーミンレストランで誕生会を開いたり、今でもムーミンママのグッズを密かに集めている――そんな「筋金入りのファン」として、今回の椿山荘初の試みには特別な思いがあります。

2025年はムーミン誕生80周年にあたり、帝国ホテルのムーミンアフタヌーンティーも体験しました。老舗ホテルがムーミン物語をどう表現するかを待つ時間は、「名曲を、稀代のアーティストがどう解釈して演奏するか」を、固唾をのんで待つ観客の心境に近いものがあります。

伝統の重厚さと、ムーミンの持つ自由な物語性が交差したとき、一体どんな魔法が生まれたのでしょうか。その辺を深掘りしていきますね。

本記事では、140回以上のアフタヌーンティーを巡った紅茶マニアの視点で、ロンネフェルトとのペアリング検証や、椿山荘の代名詞であるスコーンについても徹底レポートします。

お茶とスコーンの完璧なマリアージュから、気になる庭園演出やお得な3時間プランについて、予約のちょっとしたコツまで。

みなさまのお役に立つ情報と個人の偏愛を、紅茶の香りと共にお届けします。

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Contents
  1. 日本で初めて英国式アフタヌーンティーを提供した椿山荘「ル・ジャルダン」に変化が
  2. 椿山荘「ル・ジャルダン」に到着
  3. Tales of Moominland Midwinterアフタヌーンティー 予約情報
  4. ウエルカムドリンクが特別仕様に!オーロラに溶ける、奇跡の一杯。老舗の「遊び心」が復活
  5. 三段スタンドをいかに攻略すべきか?紅茶ペアリング計画
  6. ムーミンアフタヌーンティーいざ実食!
  7. 【完全攻略】ル・ジャルダンの紅茶システムと2026冬の全リスト
  8. 【神対応】スコーンが食べきれない時は持ち帰りOK!ショップ「セレクションズ」でテイクアウトも
  9. 【12:00の回】「ムーミン」の自然が溶け合う、冬の日本庭園でシールラリー
  10. 【総評】帝国ホテルと椿山荘。ムーミン80周年に両巨頭が出した「解釈」の違い
  11. 【FAQ】椿山荘×ムーミンアフタヌーンティーのよくある質問
  12. ホテル椿山荘東京「ル・ジャルダン」店舗情報・アクセス
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日本で初めて英国式アフタヌーンティーを提供した椿山荘「ル・ジャルダン」に変化が

1992年、フォーシーズンズホテルとの提携時代に、本格的な「英国式」を日本で初めて提供したパイオニアがホテル椿山荘東京の「ル・ジャルダン」です。

提携解消後は、椿山荘が誇る広大な庭園の四季を繊細な味覚へと昇華させ、アフタヌーンティーの名店としての地位を揺るぎないものにしました。

実際、私自身もアフヌン好きや紅茶マニアの方々と情報交換をする際、椿山荘の話題になると必ずと言っていいほど「日本で初めて本格的な英国式を提供した老舗」とか「スコーンが美味しい」といった枕詞がついてきます(笑)。

しかし、今、ずっと変わらなかった「アフタヌーンティーの老舗」に変化の風が吹いています。

昨年、ル・ジャルダン初の「ハロウィンプラン」が登場。そして2025-26年の冬、ついにブランド史上初となるキャラクターコラボ「ムーミン」へと舵を切りました。

ルジャルダンのアフヌンの歴史「三段活用」:
  • 過去: 英国式のパイオニア(提携時代)
  • 少し前: 四季の繊細な味覚(独立後)
  • 現在: ハロウィンやムーミンなど、新たな革新が起こっている。

スタッフの方へ「なぜ今、伝統の椿山荘がムーミンなのか?」という疑問を聞いてみました。

実は、冬の庭園演出として『オーロラ』の投影を行いたいという構想が先にあり、この椿山荘の日本庭園とオーロラの世界観に最も調和する物語は何かと検討を重ねた結果、ムーミンに辿り着いたとのこと。そして、小説出版80周年の記念の年だったというわけです。

つまり、流行りのキャラクターに乗っかったのではなく、「椿山荘の自然を表現するためのパートナー」として、タイミング的にもムーミンが選ばれたというわけです。

この順序を知ると、コラボの解像度がグッと上がります。

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椿山荘「ル・ジャルダン」に到着

11時50分、約束の時間より少し早く「ル・ジャルダン」に到着しました。エントランスは既にムーミンの世界観一色です。

椿山荘東京「ル・ジャルダン」入口に設置されたムーミンアフタヌーンティーの告知ボードと、物語の世界観を伝える展示。高級感のある大理石の床とアンティーク家具が、今回のコラボの特別感を際立たせている。
エントランスから既に「ムーミン谷」への没入が始まっています。
老舗の重厚な空間に、北欧の温かみが溶け込む瞬間。

お店の前に3名ものスタッフの方が待機しており、足を踏み入れた瞬間に一斉に温かいご挨拶をいただきました。

案内されたのは、窓際の特別席。そこには、計算し尽くされた「心地よさ」の設計がありました。席に着く手前で足を止めてしまうほど、この空間の広がりは贅沢です。

窓の外に広がる椿山荘の庭園、そして歴史ある三重塔。12時予約の柔らかな日差しが、グリーンのグラスに反射してテーブルを彩ります。この「視界」のひらけ方が、日常を瞬時に忘れさせてくれます。

ル・ジャルダンの窓際席からの眺望。テーブルには光を反射するグリーンのグラスとメニューが並び、その向こうには冬の青空に映える椿山荘の三重塔と広大な庭園が広がっている。
三重塔を仰ぎ見る「視界」の特等席。12時予約の柔らかな光が、ティータイムをより鮮やかに彩ります。

窓際の白いソファは景色を愉しむための特等席ですが、隣にあるシェル型のソファは、包み込まれるような「安らぎ」をくれます。

窓際のソファ席にセッティングされたアフタヌーンティーのテーブル全景。グリーンのトレイ、専用メニュー、白いバッグを置いても余裕のある広々としたパーソナルスペースが確認できる。
奥行きのあるソファと、サイドテーブル、そしてメインのティーテーブル。手荷物を置くスペースも十分にあり、2時間の滞在中に「空間が狭い」というストレスを感じさせない。

最初は景色を夢中で眺めていた友人も、ティータイムが中盤に差し掛かると「こっちのソファ、めちゃくちゃ落ち着くね!」と、吸い寄せられるようにシェル型のソファへ移動していました(笑)。

テーブルの上には、今回のプラン限定のかわいいイラスト入りの専用メニューとアフタヌーンティー利用者限定の庭園アクティビティシールラリーの台紙が用意されていました。

椿山荘×ムーミンコラボ専用のアフタヌーンティーメニューと、招待状セット。雪の結晶が刻印された赤い封蝋風シールで留められた封筒が、グリーンのアンティーク調トレイに美しく配置されている。
椿山荘×ムーミンコラボ専用の招待状セット。雪の結晶が刻印された赤い封蝋風シールで留められた封筒が、グリーンのアンティーク調のテーブルに並ぶ。

実は「ル・ジャルダン」では、昨年から紙のメニュー表が廃止されていました。しかし、今回のムーミンコラボでは、ファンの期待に応える形で専用メニューが復活を遂げています。椿山荘がこのプロジェクトの意気込みが伺えますね!

今回のために描き下ろされた全3段の構成を伝えるメニュー表が入っていました。

「ムーミン谷の冬」アフタヌーンティー専用のイラスト入りメニュー表。左ページにスイーツ4種、右ページにスコーンとセイボリーの詳細が、繊細な水彩画風イラストと共に記載されている。
一つひとつのメニューに込められた「ムーミンの物語」を読み解く、最高のペアリング計画書です。

スイーツからセイボリーまで、ほっこりした手書きイラストで描かれています。写真よりもイラストの方が美味しそうに感じられるのはなぜ?

ムーミンやしきのホワイトチョコケーキの窓の形や、オーロラの揺らぎ……。描かれた線をなぞるうちに、私たちの脳内では勝手に「理想の味」が膨らんでいくから、ではないでしょうか。

この「想像力のスイッチ」を入れてくれるイラスト付きメニューがあることで、どの順番でお茶を合わせるか、マニアックなペアリング計画がぐっと練りやすくなりました。

Tales of Moominland Midwinterアフタヌーンティー 予約情報

椿山荘「ル・ジャルダン」の窓際席に用意された、ムーミンアフタヌーンティーの3段スタンド。背景には冬の庭園と三重塔が広がり、手前にはオーロラ色のウェルカムドリンクと綿あめを添えたグラスが並ぶ、優雅なティータイムの全景。
開催概要
  • 期間: 2025年11月11日(火)〜 2026年2月5日(木)
  • 場所: ホテル椿山荘東京 ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」
  • 時間: 12:00 〜 17:30
    • 予約枠は 12:00〜 / 12:30〜 / 15:00〜 / 15:30〜 の2時間制です。

ご予約は前日の18時まで(WEBは当日9:30まで可能な場合あり)の完全予約制です。

  • 料金:
    • WEB予約: お一人様 8,500円
    • 電話予約: お一人様 9,500円
    • ※別途サービス料(15%)がかかります。
  • 予約方法:公式、一休、OZモールなど

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ウエルカムドリンクが特別仕様に!オーロラに溶ける、奇跡の一杯。老舗の「遊び心」が復活

席に着くと運ばれてきたのは、いつものシグネチャーティーではありませんでした。

通常、現在のル・ジャルダンでは、ウェルカムドリンクとして店名を冠したハーブティー「ル・ジャルダン」が提供されています。しかし、今回のプランでは「ムーミン谷の冬」をテーマにした特別なティーモクテルが登場しました。

このドリンク、グラスの上には、綿あめで作られた「雪」と、その上を駆ける「雪の馬」のピックが飾られています。よく見ると、綿あめには銀色のグリッターが散りばめられており、光を受けてキラキラと輝いているのが分かります。

椿山荘ル・ジャルダンの特別ウェルカムドリンク。青、グリーン、黄色の3層が織りなすオーロラのグラデーションが美しく、背後の温かい紅茶との対比がこれからのペアリングの楽しみを予感させる。
いつものハーブティーではなく、このプランだけのために用意された一杯。グラスの中で揺らぐ美しいグラデーションは、まさに冬の空そのものです。

この綿あめをグラスの中へ溶かし入れると――。 シュワッという音と共に雪が消え、グラスの中の液体がオーロラのように銀色に煌めき始めました。この「体験型」の演出は、思わず声を上げてしまうほどの感動があります。

椿山荘ル・ジャルダンの「オーロラ」をイメージしたウェルカムドリンク。青から黄色への美しいグラデーションが映えるグラスの背後に、ロンネフェルトの紅茶が注がれた上品なティーカップが置かれている。背景には冬の庭園が広がる。冬の静寂の中に春を待つ生命の息吹を感じさせる一瞬

実はこの「凝ったウェルカムドリンク」の登場には、ファンとして特別な思いがあります。

ル・ジャルダンでは、2023年の夏まではプランによって豪華なウェルカムドリンクが付いていましたが、同年秋からは制度が変更され、一律でハーブティーの提供に統一されていました。

ラウンジとしての実力が高いからこそ、「本気のモクテル」が味わえないことを寂しく思っていたのですが……今回の復活は本当に嬉しいサプライズです。

過去にいただいた「三層のセパレートティー」や、五感を刺激する「ドライアイスの演出」……。その系譜を受け継ぎ、さらに物語性を加えて進化した今回の一杯に、ル・ジャルダンの確かな実力を改めて確信しました。

実は、ル・ジャルダンの公式アフタヌーンティー本でも、そのオリジナルカクテルの質の高さについて言及されています。

椿山荘を象徴する美しいグリーン系のカクテル「ル・ジャルダン」や、名作として名高い「楊貴妃」。そうした珠玉の一杯を長年守り続けてきたバーテンダーの技術が、このアフタヌーンティーの舞台にも注ぎ込まれていると思います。

「ルジャルダンが作るモクテルなら、間違いはないはず」と予想していましたが、目の前に現れたオーロラのモクテルはその期待を遥かに超えていました!

正直なところ、多くのアフタヌーンティーを巡っていても、ノンアル派が心から満足できるウェルカムドリンクは決して多くありません。しかし、この「オーロラ」には、お酒を嗜まない私でも、一口でその完成度の高さに圧倒される満足感がありました。

三段スタンドをいかに攻略すべきか?紅茶ペアリング計画

実は今回、前日の夜からメニュー表を穴が開くほど眺め、どのティーフーズにどの銘柄をぶつけるか……とペアリングのシミュレーションに没頭。

気づけば深夜2時を回り、当日あわや遅刻しそうになるという、失態を演じてしまいました(笑)。

今回のメニューを総括すると、最大の特徴は「塩味の奥行き」と「濃厚な甘み」が織りなすダイナミックな対比にあります。

ムーミンアフタヌーンティーのメニュー

(上段)スイーツ4種
・雪降るムーミンやしき ホワイトチョコケーキ
・オーロラジュレ
・ムーミンのしっぽ ムース
・ムーミン クッキー

(中段)スコーン3種(クロテッドクリーム&ジャム2種)&タルト
・プレーンスコーン
・メイプルとクルミのスコーン
・コケモモのスコーン
・リトルミイ かくれんぼタルト

(下段)セイボリー3種
・リハピーラッカ風ミートパイ
・パンケーキとスモークサーモン
・ニシンのスモーブロ

北欧の冬を感じさせるニシンのスモーブロや、肉の旨味が詰まったリハピーラッカ風ミートパイといった、少し重めで満足感のあるセイボリーたち。そして、冬眠しても大丈夫なほどのリッチなスイーツ。

「この冬らしい重厚なラインナップなら、間違いなく紅茶が進むはず」 そう確信しました。

カテゴリターゲット(料理)狙いの銘柄ペアリングの意図
下段:セイボリーニシンの燻製・ミートパイキーマンヌワラエリアのような軽さではなく、キーマンの重厚な燻製香をぶつけて北欧の冬を強調する。
中段:スコーンメイプル・クルミアイリッシュウイスキークリーム椿山荘×ロンネフェルトといえばこの組み合わせ。カカオの甘みでスコーンの脂質を昇華させる。
上段:スイーツムーミンやしき・冬の貴婦人バニラ&ペア / グリーンティーマスカット甘みの強いスイーツには、香りで同調させるか、あるいは緑茶ベースでリセットするか。

「美味しい紅茶が飲めればOK」という軽やかな友人の横で、私は一人、この完璧なロードマップを握りしめて「いざ、実食」へと向かいました。

ムーミンアフタヌーンティーいざ実食!

【下段】フィンランドの伝統を感じるセイボリー3種

北欧の厳しい冬を感じさせるニシンのスモーブローや、肉の旨味が詰まったリハピーラッカ風ミートパイ。この「冬の重み」をどう受け止めるかが、ペアリング最初の勝負所です。
北欧の冬を食す。 伝統と塩気が凝縮された一皿。
(下段)セイボリー3種

・リハピーラッカ風ミートパイ
・パンケーキとスモークサーモン
・ニシンのスモーブロ

まずは、深夜2時まで練り上げたペアリングとメニューの感想を。

バターが濃厚な「リハピーラッカ風ミートパイ」の油分には、狙い通りキーマン特有のスモーキーな香りがガツンと共鳴し、正解を確信。

ホテル椿山荘東京ル・ジャルダンのアフタヌーンティー。北欧風セイボリー(ニシンのマリネ、ミートパイ)に合わせて注文した中国紅茶「キームン」の水色(すいしょく)。
燻製香のある「キームン」をチョイス。
北欧独特の塩気とミートパイの脂をさらりと流す、計算通りのペアリングです。

驚いたのは「ニシンのスモーブロー」。絶妙にまろやかな酢の締め具合に、不思議と上質な『コハダのお寿司』を連想してしまいました。フィンランドと日本、遠く離れた国の食文化が、意外なところでリンクしているような発見があり、私一人で密かに感動していました。

また、「パンケーキとスモークサーモン」の組み合わせには、セカンドチョイスのアールグレイインペリアルを。ダージリンベースの爽やかな渋みがサーモンの脂を綺麗に流し、まさに「間違いのない組み合わせ」を確認する安堵のペアリングとなりました。

【中段】英国伝統のスコーンとフィンランドの「コケモモ」との出会い

中段には、ルジャジャルダンが誇る伝統のプレーンスコーンと共に、北欧の恵みを象徴する「コケモモスコーン」「メイプルとクルミのスコーン」が並びます。

椿山荘ル・ジャルダンのアフタヌーンティー中段。コケモモとクルミのスコーン、リトルミイのタルト、たっぷりのクロテッドクリームとジャム。
(中段)スコーン3種(クロテッドクリーム&ジャム2種)&タルト

・プレーンスコーン
・メイプルとクルミのスコーン
・コケモモのスコーン
・リトルミイ かくれんぼタルト

実はイギリスとフィンランドは海を挟んで近く、魚料理を愛する共通点や、近年の「ニュー・ノルディック・キュイジーヌ」の波もあり、イギリス人にとっても北欧の食文化は非常に馴染み深いもの。今回のスコーンは、そんな両国の歴史的・文化的な交差を象徴しているのかも……と、一人で深く納得しながら味わっていました。

システム的な変化は、クロテッドクリーム2種類+ジャム1種類から、クロテッドクリーム2種類+ジャム2種類

ここに合わせたのは、もちろんアイリッシュウイスキークリーム。カカオの芳醇な香りが、コケモモの酸味とクルミの香ばしさを格調高く引き立ててくれる、文句なしのペアリングです。ストレートだと、本当にお酒みたいに強い味わい。ミルクティーは濃厚で、ルジャルダンのバターたっぷりのスコーンと一緒にいただくと、非常にリッチな味になります。

ロンネフェルトのアイリッシュウイスキークリームとミルクピッチャー。スコーンとのペアリングを楽しむ椿山荘のティータイム。
至福のミルクティー。 カカオの香りが、冬のティータイムを温めます。

そして、もう一つの発見が。 通常、ル・ジャルダンの「中段」といえば、スコーンののみの聖域なのですが、今回は、「リトルミイのかくれんぼタルト」が潜んでいました笑

こういう細かい変化をさりげなく散りばめる遊び心が最高です!

ムーミンアフタヌーンティー限定「リトルミイのかくれんぼタルト」。濃厚なマロンクリームが絞られた四角いタルトの拡大写真。
英国式スコーンの聖域に、リトルミイが隠れています。

【上段】冬のムーミン谷スイーツ

いよいよ最上段。ここでは「雪降るムーミンやしき(ホワイトチョコ)」を中心に、物語の世界観が凝縮されています。

よく見ると、ムーミンやムーミンやしきの足元には、細やかな「雪」があしらわれている芸の細かさ。

椿山荘ムーミンアフタヌーンティー上段。雪降るムーミンやしきのケーキ、オーロラジュレ、ムーミンクッキー、しっぽのムース。
「ムーミン谷の冬」の魅力を伝えるスイーツプレート。
(上段)スイーツ4種

・雪降るムーミンやしき ホワイトチョコケーキ
・オーロラジュレ
・ムーミンのしっぽ ムース
・ムーミン クッキー

友人に「ムーミン谷の冬ってどんな話?」と聞かれたので、このプレートを使って説明をしました。「えっ、ムーミンって冬眠するの? 」 そんな素朴な疑問に答えながら、冬眠の途中で一人目覚めてしまったムーミンの孤独や、初めて知る冬の美しさを解説しました。

ここでのペアリング計画は、予定通りバニラ&ペアと、急遽気になってオーダーしたロンネフェルトのルイボスバニラの2種で。

最近、マリアージュフレールの「ミッドナイトインパリ」のルイボスミルクティーに開眼してしまい、ロンネフェルトのルイボスってどんな感じなんだと、気になってしまったので。

バニラ&ペア × ホワイトチョコはスタッフさんもイチオシでもあったこの一杯。

ロンネフェルトの紅茶「バニラ&ペア」のティーセット。椿山荘ル・ジャルダンの花柄ティーポットとカップ、ミルクピッチャー、茶越し。
バニラ&ペアの洋梨のフルーティーな香りが、濃厚なホワイトチョコを軽やかに流してくれます。

思っていたほどバニラは主張せず、洋梨のフルーティーな香りが意外なほど軽やか。これが、ホワイトチョコケーキやムースの中に潜む酸味と重なり、期待以上のマリアージュを奏でてくれました。

ロンネフェルトのルイボスキャラメルとキャラメル風味のムーミンクッキーは抜群の相性! ルイボスのすっきりとした土台が、キャラメルの重たさを品よく昇華させ、香りの余韻だけを綺麗に残す「粋なペアリング」となりました

ロンネフェルトのルイボスバニラとバニラ&ペア。ムーミンクッキーとのペアリングを楽しむティータイム。
至高のペアリング。 ルイボスとキャラメルクッキーの共鳴。

しかしここで、ペアリングの失敗をやってしまいました。

「甘いスイーツにはミルクティー」という教科書通りのルールに従い、両方の茶葉にミルクを足してみたのですが……これが正直、重すぎました。

アフタヌーンティーの紅茶にミルクを注ぐ様子。カップの中で広がるミルクの対流。
美しいミルクの混ざり具合。ですが、濃厚スイーツとの「重さ」には要注意です(笑)。

仕事帰りの一杯なら至福のはずのミルクティー。しかし、スコーンでお腹が満たされた後に、濃厚なホワイトチョコとミルクティーを重ねるのは、私の胃袋には少々ハードルが高かったようです(笑)。

ここではストレートで通すか、あるいは候補に入れていた「グリーンティーマスカット」で口内をリセットするのも良かったかもしれません。

スイーツ単体のお気に入りはこの「ムーミンのしっぽ ムース

ムーミンのしっぽをイメージしたヨーグルトムース。椿山荘アフタヌーンティーの限定スイーツ。
ムーミンのキュートな後ろ姿もスイーツに。この遊び心に脱帽。

この丸みを帯びたフォルム、個人的には「ムーミンのおしり」と呼びたくなりますが、あえて「しっぽ」と名付けるところに椿山荘の上品さを感じます(笑)。

濃厚な見た目に反して、味は爽やかなヨーグルト風味。ホワイトチョコの甘さが続くコースの中で、この酸味が絶妙な救世主となってくれました。

そして、「オーロラジュレ」。 添えられたスポイトのレモンシロップを垂らすと、紫色へとグラデーションが変化する趣向です。

オーロラをイメージした色が変わるジュレとムーミンクッキー。青から紫へのグラデーション。
夜空を閉じ込めて。 スポイトで色が変わるオーロラジュレ。

小さなグラスの中に冬の夜空を作り出す演出に感動!!

濃厚なスイーツの合間にこのジュレを挟むことで、口の中も気分もリフレッシュされ、最後まで「ムーミン谷の冬の物語」を楽しみ尽くすことができました。

【完全攻略】ル・ジャルダンの紅茶システムと2026冬の全リスト

椿山荘のアフタヌーンティー飲み放題のシステムを解説

椿山荘ル・ジャルダンの紅茶提供スタイル。ティーストレーナーを使った本格的なポットサービス。
1杯目はスタッフさんが注いでくれる優雅なスタイル。これぞ「英国式」の真骨頂です。
  • 時間制限: お席は2時間制。ラストオーダーは90分後です。
  • 交換制(フリーフロー): 約20種類のラインナップから、何度でも種類を変えてオーダー可能。
  • 提供スタイル: 基本はポットティーでの提供。リーフティーをポットに入れる伝統の英国式です。一杯目はテーブルで注いでもらえます。シーズナルティーとアイスティーは、ガラスのカップとグラスでの提供となります。
  • ティーセット:ノリタケの「花更紗」ティーセットで、一杯ずつ丁寧に淹れられた状態で届きます。

ル・ジャルダン ティーセレクション・全リスト

ホテル椿山荘東京「ル・ジャルダン」のフリーフローは、ドイツの最高級紅茶ブランド「ロンネフェルト」を中心とした、バランスの取れたリスト。

2025年-2026年冬「ムーミンアフタヌーンティー」の全ラインナップを目的別にご紹介します。

1. クラシック ティー(単一産地・伝統の味わい)

  • ダージリン セカンドフラッシュ:キャッスルトン農園の夏摘み。穏やかな花香と果実味。
  • アッサム バリ(ロンネフェルト):ミルクに負けない濃厚なコク。伝統的な自然農法で栽培。
  • ニルギリ:明るい色合いで飲みやすく、さっぱりとしたインド3大産地の銘茶。
  • ヌワラエリア:スリランカの高地で育まれる、渋みと高貴な香りが特徴。
  • イングリッシュ ブレックファースト(ロンネフェルト):爽やかな香りと芳醇な味わい。ミルクとも好相性。
  • キーマン:ほのかにスモーキーで渋みが少なく、コクのある味わい。
  • ☆デカフェ セイロン:渋みが少なくさっぱりとしたカフェインレス。

2. フレーバード ティー(華やかな香りの競演)

  • アップル:青リンゴの甘い香りと、ビタミンC豊富な皮付き果肉入り。
  • ティトゥーリア ハニーレモン:オーガニック紅茶にハチミツレモンの香りとハイビスカスの酸味。
  • アイリッシュ ウイスキー クリーム(ロンネフェルト):アッサムにウイスキーのアロマとカカオの実をブレンド。
  • アールグレイ インペリアル(ロンネフェルト):夏摘みダージリンにベルガモットの気品ある香り。
  • グリーンティー マスカット(ル・ジャルダン オリジナル):国産緑茶にジューシーなマスカットの香りが広がる。【★ショップで購入可】

3. ハーブ ティー(ノンカフェイン・癒やしの時間)

  • ☆モルゲンソネ(ロンネフェルト):ペパーミントベースにローズやマリーゴールドを配した清涼感ある味わい。
  • ☆ルイボス キャラメル(ロンネフェルト):香ばしく甘いキャラメルフレーバー。ミルクとも調和する親しみやすさ。
  • ☆椿茶(ホテルオリジナル):岩手県三陸産の椿の葉を主体に、天然の甘みを持つ甘茶をブレンド。【★ショップで購入可】

4. 「ル・ジャルダン」オリジナルセレクション

  • オリジナルミルクティー:アッサムベースの独自ブレンド。カップで提供。
  • アーモンド & チェリー(ル・ジャルダン オリジナル):桜の実、チェリー、アーモンドの香りを合わせたフレーバー。【★ショップで購入可】
  • ☆バニラ & ペア:ボディのあるモーリシャスバニラティーに洋梨の香りをあしらった一杯。

5. 【2026冬】シーズナル & アイスティー

ホテル椿山荘東京「ル・ジャルダン」の2026年冬限定シーズナルティーメニュー。北欧のホットワインをイメージしたハーブティー「グロッグ」や、冬眠から目覚めた夜をイメージした「ホワイトポップミルクティー」の解説文。
  • グロッギ:北欧のホットワインをイメージ。クローブやシナモン香るハーブティーにドライレーズンを添えて。
  • ホワイトポップミルクティー:オリジナルティー「バニラ&ペア」にポップコーンクリームを浮かべた優しい味。
  • アイスティー:アイス セイロン(爽やかな香りと強い渋み)、本日のアイスティー。

(※☆印はカフェインレスまたはノンカフェイン)

椿山荘の紅茶何を飲むべき?迷ったら「ロンネフェルト」がおすすめな理由

「せっかく椿山荘に来たなら、一番良いお茶を飲みたい」

そんな方に、私が自信を持っておすすめするのがドイツの名門「ロンネフェルト(Ronnefeldt)」の紅茶です。よく「ドバイの7つ星ホテルでも提供されている」と紹介されますが、私はドバイに行ったことはありません(笑)。

私はかつて海外のアフタヌーンティーを紹介する雑誌を夢中で読み耽っていたのですが、ヨーロッパやイギリスの名だたる一流ホテルのティーメニューは、必ずと言っていいほど「ロンネフェルト」が写真に写っていて、「世界の一流ホテルが認める紅茶=ロンネフェルト」だと認識しています。

実際に海外経験豊富な大人に聞くと、ロンネフェルトという名前を知らなくても紅茶図鑑のパッケージを見てもらうと「そう、これ!イギリスのホテルで飲んだよ」と言われるほど、本場を知る人にはお馴染みのブランドなんです。

ロンネフェルトは1993年にアフタヌーンティーの提供を始めたル・ジャルダンらしい、伝統のセレクトだと思います。

ル・ジャルダンで飲めるロンネフェルトのリスト
  • アッサム バリ 茶園限定の高品質な茶葉。力強いコクと、ストレートでも際立つクリアな後味。
  • イングリッシュ ブレックファースト ウヴァベース。朝の目覚めのような、スッキリとしたメンソール感が特徴。
  • アイリッシュ ウイスキー クリーム カカオとウイスキーの芳醇なアロマ。まるでお酒のような贅沢な香り。
  • アールグレイ インペリアル 夏摘みダージリンを使用。最高級ベルガモットが香る、気品あふれる一杯。
  • モルゲンソネ(※) 「朝の太陽」の名を持つ。ミントやローズを配合した爽快なハーブティー。
  • ルイボス キャラメル(※) クセのないルイボスに甘いキャラメルの香り。ミルクを入れても絶品。

(※はノンカフェイン)

実際に2時間でどれくらい飲めるのか徹底解説

ル・ジャルダンのフリーフローを最大限に楽しむための、今回のリアルな飲量データを割り出してみました。

  • 1ポットの量:カップで2杯強(約2.5杯分)。
  • 今回の合計(2名分)
    • ポット 5回(10〜12杯分)
    • シーズナル 1回(1杯分)
    • アイスティー 1回(1杯分)
  • 一人あたりの杯数カップ約6〜7杯分

ポットは量が多いので、2名以上なら「別々のポットを頼んで1杯ずつシェア」するのが鉄則です。オーダー時に「二人でシェアしたい」と伝えるとティーカップを用意していただけます。

【実戦】2時間で楽しむ「紅茶×ティーフーズ」ペアリング一覧

実際に私たちが楽しんだ、全7種類の紅茶とティーフーズの組み合わせです。提供される順番と相性を私が深夜2時まで考え抜いた、おすすめのローテーションです。

順番ティーフーズ選んだ紅茶味のポイント・ペアリングの理由
1セイボリーキームン / アールグレイスモーキーなキームンと、華やかなアールグレイ。塩気のある軽食に深みを与えます。
2スコーンアイリッシュ ウイスキー クリームウイスキーの芳醇な香りが、バターたっぷりのスコーンと最高の相性。
3スイーツルイボス キャラメル / バニラ&ペアスイーツの甘さに負けない、濃厚なフレーバー同士の贅沢な組み合わせ。
4スイーツとスコーンの残りシーズナルティー(グロッギホワイトポップミルクティー季節限定の特別な一杯で、ティータイムのクライマックス。
5食後の締めモルゲンソネ(アイス) / アイスセイロンチョコの甘さをモルゲンソネのミントがストロングにリセット。最後はさっぱりと。
椿山荘の庭園を背景にした2種類のアイスティー。左はしっかりとした水色の「アイス セイロン」、右は黄金色に輝く本日のアイスティー「モルゲンソネ」。
5、食後の締めに。2種類のアイスティー。
左はしっかりとした水色の「アイス セイロン」、右は黄金色に輝く本日のアイスティー「モルゲンソネ」。

【神対応】スコーンが食べきれない時は持ち帰りOK!ショップ「セレクションズ」でテイクアウトも

スコーンは焼きたてが一番ですが、お腹いっぱいで食べきれないこともあります。

私がいつも椿山荘ですごいと思うのは、食べきれないスコーンをお願いすると、まるで素敵なお土産のように丁寧に包んでくれるところです。

椿山荘ル・ジャルダンで持ち帰り用にリボンでラッピングされたスコーンとティーポット。
まるで素敵なお土産。この丁寧さに感動します。

衛生上の理由で持ち帰り不可のホテルも多い中、こうしてリボンをかけて持たせてくれる対応に、元祖英国式アフタヌーンティーの老舗としての矜持と、スコーンへの深い愛情を感じます。

今回は、ル・ジャルダンで残った分は友人が持ち帰ることに。 そこで私は、ホテル棟3階にあるショップ「セレクションズ」へ向かいました。

ホテル椿山荘東京のホテル棟3階にあるショップ「セレクションズ」の外観入口。
帰りに立ち寄りたいホテルショップ。

目的はもちろん、自宅用スコーンのテイクアウトです! ル・ジャルダンのティーリストにはない、自宅の秘蔵紅茶たちとの新たなペアリングを試す。これが紅茶マニアの密かな楽しみなのです。

ショップ「セレクションズ」のショーケースに並ぶテイクアウト用のスコーン3個入り。
自宅でのティータイム用に「追いスコーン」を。

販売されていたのはプレーンの「スコーン 3個入り」(860円 税込)。 翌朝、軽くリベイクすると、バターの香りが蘇り、自宅が瞬時に椿山荘のティールームになりました。

ホテルショップ「セレクションズ」 場所:ホテル棟 3階 ※生菓子やパン類の販売は10:00~18:00です。

セレクションズのテイクアウト予約(OZmall)はこちら

【12:00の回】「ムーミン」の自然が溶け合う、冬の日本庭園でシールラリー

アフタヌーンティーの余韻に浸りながら、庭園へ。

正直に言えば、予約時は「名物の『森のオーロラ』が見られる日没後の回(15:00〜)にするべきだったか……」と少し後悔していました。冬の椿山荘といえばオーロラ。それを見逃すのは損ではないかと。

しかし、私が参加した日は風が強く、スタッフの方によると「風が強いと霧が流されてしまい、オーロラがきれいに見えないこともある」のだとか。

もし夜の回にしていたら、寒くて暗い中、オーロラも見られず震えていたかもしれません。結果的に、昼の回はベストな選択でした。

しかも、「ムーミンシールラリー」は昼間の方が参加しやすかった。

椿山荘庭園内のムーミンシールラリーのポストと台紙。
童心に帰って探すシールラリー。明るい時間だけの特権です。

専用の台紙を手に庭園を巡るこのラリーは、単なるイベントにとどまらず、「庭園鑑賞」の優れたガイド役になってくれます。

さらに、訪れたのはお正月の松の内。普段は多い海外のビジネスエグゼクティブの姿も少なく、庭園全体がどこか「のんびりしたムード」に包まれていました。

ふと見れば、七福神の石像が寒さ除けの「蓑(みの)」を着せてもらっていたり、たくさんの願いが書かれた「絵馬」が奉納されていたり。

いつもより静かで、多くの人の「祈り」が重なったことで生まれた、新年らしい凛とした清々しい空気を感じました。

そんな庭園の空気感は、冬眠から目覚めたばかりのムーミンが初めて触れた、静謐な冬のムーミン谷の風景とどこか重なる気がしました。

【総評】帝国ホテルと椿山荘。ムーミン80周年に両巨頭が出した「解釈」の違い

最後に、ムーミンファンとしての視点で、今回の「2026年 椿山荘×ムーミン」の位置づけについて触れておきたいと思います。 ムーミン誕生80周年という節目において、私たちは帝国ホテルと椿山荘という、日本を代表する二つのホテルによる「解釈」を目撃することになりました。

「内」の帝国、「外」の椿山荘

帝国ホテルが提示したのは、「ムーミンアフタヌーンティー~ようこそ!ムーミンやしきへ~」。 その名の通り、テーマは「家」。ゲストを温かく迎え入れる、最高峰のホスピタリティと居心地の良さを追求した、素晴らしい「内向き(インドア)の体験」でした。

帝国ホテルのムーミンアフタヌーンティー体験記
【帝国ホテル東京×ムーミン】初コラボ!「フィンランドの味」と「物語の世界」が彩る贅沢アフタヌーンティー:3時間滞在と絶品コケモモジャムはおかわりも
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対して、椿山荘が提示したのは「外向き(アウトドア)の拡張」です。 アフタヌーンティーのスタンドの中だけで完結させず、その世界観を広大な日本庭園にまで広げ、シールラリーやオーロラを通して「ムーミン谷の自然」そのものを体感させる。

「圧倒的な現物(庭園)」という武器を持つ椿山荘だからこそできる、ダイナミックなアプローチです。

マニアを唸らせた「冬」の選定

また、あえてお馴染みのキャラクターたちが冬眠している「ムーミン谷の冬」という、少しマニアックで孤独な物語を選んだ点にも、椿山荘の凄みを感じます。

椿山荘ル・ジャルダン入り口に飾られたトーベ・ヤンソンの原作小説『ムーミン谷の冬(Moominland Midwinter)』。
今回のテーマは『ムーミン谷の冬』。この一冊の世界観が、テーブルと庭園に広がっています。

静寂な冬の庭園を歩きながら、物語の空気感を肌で感じる。 それは、単なる「キャラクターコラボ」の枠を超えた、大人のための没入体験」でした。

実際、庭園ではお気に入りのぬいぐるみを持参して撮影を楽しむ「ぬい撮り」のファンたちを多く見かけました。彼女たちの楽しげな姿は、この企画がファンの心に深く刺さっている何よりの証拠です。私も木製のムーミンママのおきもの持参すれば良かったと後悔しました笑

ムーミンが未知の世界「冬」で友だちと出会ったように、椿山荘の新しい企画への情熱は新しいお客様を運んできたかもしれませんね。

【FAQ】椿山荘×ムーミンアフタヌーンティーのよくある質問

Q
Q. 服装(ドレスコード)はどうすればいいですか?

A. 「スマートカジュアル」が基本です。 男性はジャケット着用、女性はワンピースやブラウスなど「よそ行き」の服装の方が多いです。 また、日本庭園を持つ椿山荘は、お着物で来館される方が非常に多いのも特徴です。「着物を着て出かける場所がない」という方こそ、日本庭園での撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。 ※ビーチサンダルやショートパンツなどは避けましょう。

Q
Q. お一人様(ソロ活)でも楽しめますか?

A. 公式サイトからの予約なら「1名」申し込みが可能です。 私が訪れた際も、お一人で物語の世界に浸っている方を多く見かけました。

Q
Q. 冬のコートや大きな荷物はどうすればいい?

A. 入店前に「ベルデスク」で預けるのが正解です。 冬のコートや大きな荷物は、席に持ち込むと窮屈になりがちです。ロビー階にあるクローク(ベルデスク)で預かってもらえるので、ぜひ利用しましょう。手ぶらで優雅に楽しむのが、ホテルアフタヌーンティーの醍醐味です。

Q
Q. 予約のおすすめ時間はありますか?

A. 目的によって異なります。

  • 庭園散策やシールラリー重視なら: 12:00〜の回(明るく暖かいため)
  • 「森のオーロラ」重視なら: 15:00〜または17:30〜の回(日没後のため) ※ただし、強風時はオーロラが見えにくい場合があるため、確実性を取るなら昼の回がおすすめです。
Q
Q. 食べきれないスコーンは持ち帰れますか?

A. 可能です。 スタッフの方に声をかければ、衛生管理上問題ないもの(スコーンなど)を丁寧に包んでくれます。無理せず持ち帰って、翌日の朝食にするのも楽しみの一つです。

Q
Q. 紅茶のブランドや種類は?飲み放題ですか?

A. ドイツの高級老舗ブランド「ロンネフェルト」を中心に、約20種類が茶葉交換自由(飲み替え自由)です。 定番のダージリンやアールグレイに加え、季節限定のフレーバーティー、ノンカフェインのハーブティーなど、その日の気分やスイーツに合わせて何度でもオーダー可能です。

Q
Q. 紅茶はポット提供ですか?

A. ホットティーはポットサービスでの提供です。 1ポットでカップ約2杯分強です。たっぷり飲めるのが魅力ですが、色々な種類を少しずつ試したい場合は、同伴の方とシェアしてみて下さい。シーズナルティー、ロイヤルミルクティー、アイスティーはカップとグラスでの提供です。

Q
Q. 滞在時間は決まっていますか?

A. 基本は2時間制ですが、実は「3時間」楽しむ裏技があります。 通常は2時間制(L.O.30分前)ですが、現在、予約サイト(一休.comやOZmall)限定で「3時間滞在プラン」が登場しています。 女子会や、久しぶりの友人とゆっくり話したい時は、このプランが絶対にお得です。 ※記事の最後に、3時間プランがある予約サイトのリンクを貼っておきますので、チェックしてみてください。

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ホテル椿山荘東京「ル・ジャルダン」店舗情報・アクセス

項目詳細
店名ホテル椿山荘東京 ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」
イベント名Tales of Moominland Midwinter アフタヌーンティー
開催期間2025年12月26日(金) ~ 2026年2月28日(土)
提供時間12:00~17:30(L.O.) ※完全予約制
料金WEB予約:7,500円 / 電話予約:8,500円
※サービス料・税込
住所東京都文京区関口 2-10-8 ホテル棟3階
最寄駅江戸川橋駅(有楽町線)徒歩10分
※土日は池袋駅から無料シャトルバスあり

15時台限定でお得な3時間性プランもあり!

人気の時間帯(特に土日の昼)は埋まりやすいので、早めのチェックをおすすめします。

一休.comで空席を見る(最大8000円OFFチケット配布中も) OZmallで空席を見る
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ABOUT ME
ミス・レモン
ミス・レモン
幼い頃、ディケンズの『クリスマス・カロル』で描かれるクリスマスプディングやミンスパイといった英国菓子の描写に強く憧れていました。絵本の中だけの存在だと思っていたそれらが、紅茶教室で「実在する!」と知った時の深い感動こそが、私のアフタヌーンティー探求の原点です。

紅茶教室では紅茶の産地別の特徴や、ペアリング術、洋食器の知識、そしてアフタヌーンティーの歴史まで深く学び、今では、一口飲めばそのお店の紅茶が基本に忠実かどうかわかるほど。さらに英国菓子教室でも知見を広げ、2018年からは毎年欠かさず英国展へ足を運び、多様なスコーンや英国菓子の世界に触れる喜びに浸っています。

これまでに国内のホテルや紅茶専門店で100回以上のアフタヌーンティーを体験してきました。一度訪れたお店でも、変化や進化を捉えるために継続的に足を運び、その「解像度」を深めることを大切にしています。さらに、アフタヌーンティー体験をホテル業界全体の経営戦略という幅広い視点からも観察することで、他にはない多角的な視点と深い洞察で情報を発信しています。

アフタヌーンティーは、日常のストレスから離れ、素晴らしい体験を通じて美意識を磨き、人生を豊かにしてくれる最高の時間だと信じています。最高の非日常を求める皆様にとって、このブログが信頼できる「決定版」ガイドとなることを願っています。
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