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【マリアージュフレール】インペリアルスーチョン はどんな紅茶?淹れ方、ペアリング考察

マリアージュフレールの非燻製黒茶「インペリアル スーション (IMPERIAL SOUCHONG)」の黒缶と、琥珀色の紅茶。手前には亀戸升本の和風お弁当が並ぶ、高級紅茶と和食という意外性のあるペアリング画像
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この記事では、2026年の福袋に入っていたマリアージュフレールの「インペリアルスーション」の美味しい淹れ方と、相性抜群のスイーツを紹介します。

今回は『インペリアルスーション』をレビューしますが、マリアージュフレールには他にも500種類以上の銘柄があります。

もし自分好みの紅茶を探しているなら、私が3年以上かけて100種類近くテイスティングをしたマリアージュフレール紅茶図鑑記事を見ておくのがおすすめです。

▶️ 2026年福袋の詳細が気になる方は。[こちら]

▶️ [マリアージュフレール紅茶図鑑]を併せてご覧ください。

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インペリアルスーションはどんな紅茶?テイスティングノート

「スーション」と聞くとあの正露丸のような強烈な燻製香で有名な「ラプサン・スーチョン」を思い浮かべ、少し身構えてしまう方も多いのではないでしょうか? しかし、この『インペリアル スーション』は全くの別物。燻製工程を経ていない、非常に希少な非燻製の黒茶なのです。

黒いクラシック缶を開けた瞬間、まず驚かされたのは「茶葉の美しさ」です。

白い小皿に広げられた、マリアージュ フレール「インペリアル スーチョン」の茶葉。黒く艶があり、細長く美しくよじれた大ぶりの茶葉が特徴的。背景には黒い紅茶缶が配置されている。

茶葉の一つひとつが長く、丁寧に手摘み・加工されていることが視覚からはっきりと伝わってきます。細かく砕かれた茶葉とは違う、フルリーフならではの堂々たる佇まい。「この茶葉なら、間違いなく2煎目も美味しくいただける」と確信させるポテンシャルを秘めています。

香りは燻製香の欠片もなく、驚くほどまろやかで、どこか蜜のような甘さを纏った上品なアロマが特徴です。

インペリアル スーション 基本の淹れ方(200mlレシピ)

茶葉の量: 2.5g 〜 3g(ティースプーン1杯強)

お湯の量: 200ml

抽出温度: 95℃

抽出時間: 3分

淹れ方ポイント

95℃(一呼吸おいたお湯)にわずかに落とすのが正解です。温度を下げることでタンニンの突出を抑え、蜜のような甘さを引き出せます。

3分経ったら、最後の一滴まで静かに注ぎきってください。

無理に絞り出すと雑味が出るため、重力に任せて最後の一滴を落とすのが、シルクのような滑らかさを保つコツです。

【ペアリング考察】マリアージュフレールの「レーズンスコーン」との完璧な調和

マリアージュ フレールの紅茶缶「インペリアル スーチョン」と、ティーカップに注がれた明るい琥珀色の紅茶。隣の皿には、ふっくらと焼き上がったレーズンスコーンと四角い焼きチーズケーキが添えられている。
温めたスコーンの香りと、インペリアル スーチョンのまろやかなコクが重なる至福の瞬間。

以前、「デューク ウェリントン」とレーズンスコーンを合わせた際、スコーン生地との相性は良かったものの、レーズンの酸味に対して少し物足りなさを感じていました。

しかし、インペリアル スーションは全ての要素に対して完璧なアンサーを出してくれました! 温めたばかりのふんわり優しい生地の甘さ、そしてレーズンの甘酸っぱさ。その全てを、このお茶のまろやかなコクが優しく、かつ力強く包み込みます。

チーズケーキとも合わせてみたところ、これが大正解。 重たいベイクドチーズよりも「軽めの焼きチーズケーキ」の爽やかな酸味と、インペリアルの蜜のような甘みが口の中で美しく響き合い、至福のティータイムとなりました。

総じて焼き菓子との相性が抜群です。マドレーヌとのペアリングも美味しいです。ぜひ、試してみて下さい。

【ギャルソン直伝】実は「和食」にもピッタリ インペリアルスーションと亀戸升本のお弁当

マリアージュフレールの紅茶「インペリアル スーション (IMPERIAL SOUCHONG)」の黒缶と、ガラスカップに注がれた琥珀色の紅茶。手前には、桝本の六角形の木製お弁当(竹の子ご飯や煮物など)が並んだ、和食とのペアリング写真。
一見ミスマッチに見える「亀戸升本のお弁当」との組み合わせですが…

マリアージュフレールのサロン・ド・テのギャルソンから「実は和食とも合うんですよ」とおすすめされ、半信半疑で『亀戸升本(ますもと)』のお弁当と合わせてみたところ……これが驚くほど合いました!

例えるなら、「塩おにぎりと上質なダージリン」を合わせた時に感じる、あのホッとする究極のペアリング。スイーツだけでなく、日常の和の食卓まで格上げしてくれる懐の深さに完全に脱帽しました。

和食特有のお出汁の旨味や、控えめに使われたみりん・お砂糖の優しい甘みを、インペリアル スーションのまろやかなコクがふんわりと包み込みます。そして飲み込むと、口の中に残ったおかずの油分をさっぱりと綺麗に流してくれてお箸が進みました!

【結論】インペリアル スーションを楽しむためのガイド

「インペリアル スーション」は、スーチョンの名から連想される無骨なイメージを鮮やかに裏切る、美しく甘美な非燻製の黒茶です。

  • フルーツ系焼き菓子(レーズンスコーン等)
  • マドレーヌなどバター系焼き菓子
  • チーズ系スイーツは 酸味と蜜の甘みが共鳴する。
  • 和食の邪魔しないクリアな味わい。意外だけどとても合います。

スイーツから和食まで、驚くほど懐が深い一本。もし福袋で見かけたり、店頭で出会えたりした際は、ぜひその美しい茶葉と至福のペアリングを体験してみてください。

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ABOUT ME
ミス・レモン
ミス・レモン
幼い頃、ディケンズの『クリスマス・カロル』で描かれるクリスマスプディングやミンスパイといった英国菓子の描写に強く憧れていました。絵本の中だけの存在だと思っていたそれらが、紅茶教室で「実在する!」と知った時の深い感動こそが、私のアフタヌーンティー探求の原点です。

紅茶教室では紅茶の産地別の特徴や、ペアリング術、洋食器の知識、そしてアフタヌーンティーの歴史まで深く学び、今では、一口飲めばそのお店の紅茶が基本に忠実かどうかわかるほど。さらに英国菓子教室でも知見を広げ、2018年からは毎年欠かさず英国展へ足を運び、多様なスコーンや英国菓子の世界に触れる喜びに浸っています。

これまでに国内のホテルや紅茶専門店で100回以上のアフタヌーンティーを体験してきました。一度訪れたお店でも、変化や進化を捉えるために継続的に足を運び、その「解像度」を深めることを大切にしています。さらに、アフタヌーンティー体験をホテル業界全体の経営戦略という幅広い視点からも観察することで、他にはない多角的な視点と深い洞察で情報を発信しています。

アフタヌーンティーは、日常のストレスから離れ、素晴らしい体験を通じて美意識を磨き、人生を豊かにしてくれる最高の時間だと信じています。最高の非日常を求める皆様にとって、このブログが信頼できる「決定版」ガイドとなることを願っています。
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