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【六本木】国立新美術館の帰りに。おひとりさまで楽しむ「デンメアティーハウス」のウィーン紅茶と絶品オリジナルスコーン体験記

「ソロ活 絶品スコーン デンメアティーハウス 六本木・国立新美術館」の文字がデザインされた記事のアイキャッチ画像。赤いプレートに乗ったスコーンと紅茶のセットが写っている。
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国立新美術館でアートを満喫した後、「余韻に浸りながらお茶をしたい」と思っても、館内のカフェはどこも大行列で席を確保するだけでも一苦労ですよね。

そんな時、紅茶好きの私がいつも「美術館とセット」で通い詰めているのが、ウィーン発祥の紅茶専門店「デンメアティーハウス」です。

国立新美術館から歩いてすぐの場所にあるデンメアティーハウスの外観。白い壁に映える赤い立体ロゴと、窓際に美しく飾られた紅茶缶が目印。

美術館の正面出口からまっすぐ進むだけという最高のロケーションにあり、店先の赤いティーポット型の看板が目印になっています。

「ウィーンの紅茶商 デンメアティーハウス」と書かれた目を引くピンク色の立て看板。ティーポットの可愛いイラストや営業時間が描かれている。

六本木の大通りから離れた静かな雰囲気のティールームです。

今回はアート鑑賞後のソロ活を完璧に締めくくってくれる、とっておきのティータイムをご紹介します。

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1. 平日午前中は穴場!おひとりさまに優しいウィーン空間

ガラス扉越しにシャンデリアや赤い紅茶缶が並ぶ可愛らしい店内が見える、デンメアティーハウス六本木店の入り口とメニュー看板。

一歩足を踏み入れると紅茶好きの心が躍るのが、この空間の可愛らしさ!

鮮やかな赤いインテリアを基調とした店内には、デンメアのアイコニックな紅茶缶や、上品なティーセットがずらりと並んでいます。

今回はピカソ「meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」の開催期間だった為か、ピカソのグッズが並べられていました。近くの美術館の展示内容に合わせて店内を演出しているのかもしれません。アート好き・紅茶好きの心をくすぐる素敵なポイントです。

この日、私がお店に到着したのは平日の11時過ぎ。まだ先客はお一人だけで、「お好きなところへどうぞ」と案内していただけました。

私は自然光が差し込む窓際の2名掛け席へ。通り沿いですが、紅茶グッズの目隠しもあり、居心地が良く過ごすことができました。

スタッフの方の接客も適度な距離感を保ってくれるため、周りを気にせず自分の世界に没入できる安心感があります。

2. 英国式とはここが違う!ウィーン流スコーンの楽しみ方

以前訪れた際は、迷わず王道の「ザッハトルテ」と「ザッハブレンド」のセットをいただきましたが、実はその時からずっと気になっていたのがこの「スコーン」です。

英国式のアフタヌーンティーやクリームティーに慣れ親しんでいると、「スコーンにはたっぷりのクロテッドクリームといちごジャム!」となります。

しかし、ここはウィーンを代表するティーハウス。スコーンの楽しみ方も、英国式とは少し異なります。

デンメアティーハウスのスイーツメニュー表。ザッハトルテやクグロフと並び、砂糖・卵不使用のオリジナルスコーンとダルボ社製ジャムの解説が書かれている。

メニュー表を読み解くと、デンメアのスコーンセットには次のようなウィーン流のこだわりが詰まっています。

ウィーン流スコーンのこだわり

生地の秘密: 砂糖・卵を一切使用していないオリジナルレシピ

  • ウィーン流のお供: クロテッドクリームはなく、オーストリアの老舗「ダルボ社」のジャム2種(アプリコット、サワーチェリー)のみで味わう
  • ジャムのこだわり: ダルボ社のジャムも砂糖不使用。フルーツ本来の自然な風味を活かしたナチュラルでヘルシーな仕上がり

こってりとしたクリームを使わず、果実の濃厚な風味だけで生地を味わうスタイルです。

ザッハトルテのアプリコットジャムのように、「フルーツの酸味と甘みを巧みに活かす」オーストリア・ウィーンならではの洗練されたお茶の文化が、このスコーンセットにもしっかりと息づいています。

3. 英国スコーン好きが唸った!「層」が美しいオリジナルスコーン

こんがり黄金色に焼き上がったスコーンを引き立てる鮮やかな赤いプレートが目にも鮮やかです。

真っ赤なプレートに盛り付けられたデンメアティーハウスのスコーンセット。2種類のダルボ社製ジャムと、持ち手がティーポット型になった可愛らしいスプーンが添えられている。

そして、ジャムに添えられたスプーンの持ち手が小さな「ティーポット型」になっているという心憎い演出!細部まで紅茶商ならではの遊び心が詰まっており、思わず笑みがこぼれます。

そして、ジャムに添えられたスプーンの持ち手が小さな「ティーポット型」になっているという心憎い演出!細部まで紅茶商ならではの遊び心がある。

普段、外はサクッと、中はケーキのようにふんわりした英国式のカントリースコーンを愛食している私ですが、デンメアのスコーンを一口食べてその「みっちりとした食べ応え」に驚かされました。

卵と砂糖を使っていないのに、なぜここまでリッチで美味しいのか。その秘密は、スコーンの「断面」にあります。

デンメアティーハウスのオリジナルスコーンの断面アップ画像。卵と砂糖不使用の生地がパイ生地のように何層にも折り込まれている。

生地の横顔を見ると、まるで地層やパイ生地のように何層にも重なっているのが分かります。

つなぎやふくらみを持たせる卵を使わない代わりに、バターと粉を何度も折り込んで層を作ることで、外側のサクッとした軽快な歯触りと、内側のふんわりしつつも密度のある独特の食感を生み出しているのです。この食感クセになります!

果実味あふれるダルボ社のジャムをたっぷり乗せても生地の存在感が負けず、口の中で完璧なバランスを保ちます。

4. ウィーンの紅茶とともに味わう至福のペアリング

デンメアティーハウスのティーリストを開くと、クラシックなブラックティーから、ウィーンらしいフルーツティー、ハーブティーまで数十種類がずらりと並んでおり、紅茶好きとしては毎回嬉しい悲鳴を上げてしまいます。

今回私が選んだのは王道の「イングリッシュブレックファースト」。セイロンとアッサムのブレンドで、適度な渋みがありつつもライトな飲み口が特徴です。カップに注ぐと、透明感のある美しい琥珀色が目を楽しませてくれます。

デンメアティーハウスのイングリッシュブレックファースト。白いティーカップに注がれた、透明感のある美しい琥珀色の紅茶。
デンメアティーハウスのイングリッシュブレックファースト

しかし、ここで紅茶オタクとして一つ「正直な反省」があります。

「スコーンといえば、しっかりした紅茶」という英国式の固定観念でアッサム系のブレンドを選びましたが、デンメアのスコーンにはクロテッドクリームがつきません。

クリームの濃厚な脂肪分で渋みを包み込むことができないため、紅茶の力強さがダイレクトに伝わり、繊細なスコーンの層や、アプリコット・サワーチェリーのフルーティーな酸味を少し上書きしてしまったように感じたのです。

これからデンメアでスコーンを味わう方には、ウィーン発祥のブランドが得意とする「フルーツティー」や、軽やかな「フレーバードティー」とのペアリングをおすすめします!

ジャムの果実味とお茶のフルーツ感が美しく手を取り合い、ウィーンスタイルならではの完璧なマリアージュを体験できるはずです。

おわりに:圧倒的なティーリストを堪能する「次の楽しみ」

国立新美術館の余韻に浸りながら、真っ赤な空間で静かにいただくウィーン流のスコーンセット。アート鑑賞後のソロ活を締めくくるには、これ以上ないほど完璧な時間でした。

デンメアティーハウスの最大の魅力は、なんといってもその圧倒的な紅茶のラインナップです。クラシックなブレンドから、ウィーンらしいフルーツティー、こだわりのフレーバードティーまで数十種類に及ぶメニューは、何度通っても新しい発見を約束してくれます。

そして、紅茶好きの方にぜひ知っておいていただきたいのが、デンメアではこの膨大な種類の紅茶をフリーフローで心ゆくまで楽しめる「アフタヌーンティー」も提供されているということ!美味しいウィーン菓子やスコーンとともに、気になった銘柄を次々とペアリングして試せるなんて、まさに紅茶ファンにとっては夢のようなプランですよね。

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美術館帰りの優雅なソロ活にも、気合を入れたご褒美アフタヌーンティーにも。六本木を訪れた際は、ぜひ赤いティーポットの看板を目印に、奥深いウィーン紅茶の世界へ足を踏み入れてみてください。

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ABOUT ME
ミス・レモン
ミス・レモン
幼い頃、ディケンズの『クリスマス・カロル』で描かれるクリスマスプディングやミンスパイといった英国菓子の描写に強く憧れていました。絵本の中だけの存在だと思っていたそれらが、紅茶教室で「実在する!」と知った時の深い感動こそが、私のアフタヌーンティー探求の原点です。

紅茶教室では紅茶の産地別の特徴や、ペアリング術、洋食器の知識、そしてアフタヌーンティーの歴史まで深く学び、今では、一口飲めばそのお店の紅茶が基本に忠実かどうかわかるほど。さらに英国菓子教室でも知見を広げ、2018年からは毎年欠かさず英国展へ足を運び、多様なスコーンや英国菓子の世界に触れる喜びに浸っています。

これまでに国内のホテルや紅茶専門店で100回以上のアフタヌーンティーを体験してきました。一度訪れたお店でも、変化や進化を捉えるために継続的に足を運び、その「解像度」を深めることを大切にしています。さらに、アフタヌーンティー体験をホテル業界全体の経営戦略という幅広い視点からも観察することで、他にはない多角的な視点と深い洞察で情報を発信しています。

アフタヌーンティーは、日常のストレスから離れ、素晴らしい体験を通じて美意識を磨き、人生を豊かにしてくれる最高の時間だと信じています。最高の非日常を求める皆様にとって、このブログが信頼できる「決定版」ガイドとなることを願っています。
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